2017年03月21日

OUTING CUSHION

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「あなた、もう日本にこの生地を送るのはやめて。もうほとんど残ってないじゃない!」

カナダの小さな生地屋の寛容なオヤジも嫁の言うことには逆らえない。
こんなやりとりがあったかはあくまで想像だが、これまで快く日本に送ってくれていたオヤジは「sorry」と言葉を添えLiberalAnglersへ供給停止通達を連絡してきた。

このクッション、最初に作ったのは3年前。釣行時でのロングドライブでの腰当てや車中泊や昼寝の為に自分用に製作。が、その後、とあるアウトドアイベントに出展してみると思いもよらぬ好評を得たので調子に乗って量産。ロットン釣具店やハンズの催事などで好調なヒット作だったのだが、冒頭の理由(想像)で生産できなくなってしまった。

釣り人、鹿、テント、ランタン、焚き火、カヌー、猟犬、鳥、そしてBASS。
こんなアメリカンファブリック、そうはない。マダムのくそったれ。

もう製作不可と思ってたが、津波ルアーズのファブリックの時と同様に、これまた製作をお願いしている製作所(津波ルアーズのとは別)に聞いてみると生地が少しだけ残っている事が判明。
それを使いアルパカどうぐ店の為に何とか数個の製作ができました。

これがほんまのラスト。
最後のOUTING クッション。

OUTING CUSHION
SIZE 300x300
表面 アメリカンファブリック 
裏面 日本製コットン(ツイード風プリント)
3240yen

アルパカどうぐ店にて販売。

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2017年03月11日

LIFETIME BAG

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自然に溶け込むシンプルさ且つヘビーデューティーなバッグがほしい。
ただそれだけ。多機能デザインと軽量化指向の強いこの時代、ただそれだけのものを探すのが中々難しかったりする。ならばと信頼のビバークに相談し、思い描くモノを仕立てあげてもらうことに至ったのがほぼ一年前。
去年の春にサンプルをあげてもらいフィールドへ持ち込む。一回の微調整でストライク。
強度、シンプルさ、ルックス、文句なし。流石のビバーク。なんせ自分がイメージとして参考にあげたのがコールマンのスチールベルトクーラーという難題、というかわがままだったが、見事に骨格として抜きとってくれた。だからカラーもビンテージコールマンの人気色であるバターナッツ(通称 チョコパフェ)を彷彿させるカラーに落ち着いた。
それから丸一年の野外試行。このバッグと共に山に海に、都会に田舎に、南へ北へ、東へ西へと方々に旅をした。メインは釣り具、時には市場への買い出しで果物野菜に魚に獣、キャンプでは薪木まで放り込んだし、ビールに酒、レコードにゴミまで。地を這い、川を下り、空を飛び。。。それはそれはまるでローディーのごとく。
音楽業界でバンドのツアーを支えるスタッフをローディーと呼ぶ。主に楽器の搬入搬出輸送をサポートする人達のこと。この裏方であるローディーの仕事っぷりによってツアーの善し悪しまで決まってしまうともいう。
まさにだ。このバッグはローディーそのもの。よってそのまんまローディー(roadie)と名付けた。
釣りをRoad Movieのようなもんと位置付けるLiberal Anglersにはうってつけの道具袋が完成した。
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とにかくシンプルに。
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十分にとったマチと縦横に這わせたベルトでヘビーウェイトの荷物にも対応。
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機能的デザインは外側両サイドポケットと内側両サイドのホールとナスカンフックのみ。
使用方法の自由度を優先するとこれだけで十分。
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装飾デザインはアルパカ印の韻を押した皮パッチのみ。空白をアンバランスに配置した腑に落ちないデザインを着地点に。
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蝋引きをかけた9号帆布を使用。自立するほどしっかりしたパラフィン生地で撥水又は防塵に効果にあり。
内側の布端は切りっぱなし。ビバークの鞄はだいたい内面の布端処理にパイピングが施されていない。作者いわく似合わないから。極力、アクセント的要素が強い処理は排除。用途や目的、その存在意義を考えると的確な造りとデザインだ。頑丈とラフは併存する。まるで箱のようないでたちに。
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モノを運ぶだけ。それだけに長けたバッグはここまでシンプルになる。

が、そのシンプルさゆえのフレキシブルな応用性を裏手にとることも忘れないのがビバーク。
シチュエーションにより、もし更なる分別収納が必要な場合は、両端ホールにビバークのフラッグシップモデルのモスバッグ(Sサイズがベストフィット)をバッグインバッグとしてセットしてできるよう作られている。
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モスバッグのショルダーベルトは、軽量の荷物ならそのまま使用可能。

参考までに個人的な使い方として荷物の多い遠征釣行などではこのモスバッグを外に放り出して使う。
乱雑感はでるが山奥にいけば全く気にならない。もはやこれぐらいが溶け込む。
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ようするに使い方なんてもんは自由。
一生モノ、否や、孫の代までも活躍させてください。

BIVOUAC + LIBERAL ANGLERS
「ROADIE」lifetime bag
material  帆布9号パラフィン 本革
SIze 高さ38 x 幅43 x マチ幅20cm
price 21600yen


ようやくアルパカどうぐ店にてリリース。
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2017年03月07日

Hi Time

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釣りと音楽が大好き、でもってお酒と...。
さらにアウェイな大自然。
それだけの共通点が合致すれば99%は気のあう仲間になれる。

数年前、EDDIE TANTAN THORNTON(サックスプレーヤー)を観に行った。すると彼らがフロントアクトで出てきてヒックリジョー。本命より惚れてしまったわけです。
ライブ後、ベースの篠ちゃんを捕まえて話しをすると狂人的トップウォータープラッガーだと判明。
それ以来の付き合い。
彼から頻繁に送られてくる大きなバスの写真はほんと目の保養、ってか毒(爆笑)

遂にフルオリジナルアルバムのリリースです。
釣りばかりじゃなく、ちゃんと仕事してて安心.....。
3月15日リリース。
アルパカどうぐ店 もしくは ロットン釣具店にて絶賛予約受付!!!!

アルパカどうぐ店はショッピングカートをご利用ください。
ロットン釣具店はメールで注文おねがいします。





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2017年03月06日

タフな道具代表 

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想像力が私生活の邪魔をするほどにコントロール不能な自分にとって古物とは先達のロマンそのもので、デザインはもとよりその背後に感じられる人影や営みが心を強く惹き付ける。
だからこんなに多くの古道具が集まると頭の中が恐ろしいことになるのは必至。
だけど見てみたい。絶対みたい。
コールマンの歴史はアウトドアキャンプのカルチャーそのもの。
100%刺激的なのは間違いない。
今回、とある米国コレクターのアイテムがごっそりと日本大阪中津に集結。
この即売会は、遺産相続のようなもん。
ぜひ心眼で60年代のバス釣り人が所有していた道具を見抜いて相続してやろうとおもってます。

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2017年03月01日

サウンドコントロール

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開口一番「最近のトップウォーターシーンが全然面白くないんで......」

昨年夏に行なった催事「outing」のロットンブースでは数人のルアービルダーを迎えての即売会をおこなった。そこで沢山のお客さんを前にしたクローラー井上はいきなりそんな一言から話をはじめた。
自分的には今のトップウォーターシーンは面白すぎる。その要因の一つとして、そんなことを平気で言い放ってしまう小癪な若いビルダーがいてるからに他ならない。若いと言っても世間的にはおっさんだけど。
ヤツはビルダーである以前に狂人的な釣り人。周辺の友人は皆、ヤツの圧倒的な釣果に“異常さ”を感じている。博士の様な風貌で常に研究心を沸騰させ、釣りの話に入り込んでしまうと、その熱量のオーバーヒート具合に恐さとウザったらしさまで感じてしまう。そんな男が作るものが面白くないわけがない。
先にはっきり言っとくが自分と彼の主軸はまるっきり違う。ほぼ精神論で釣りを押し通す自分に対し、ヤツは精密な理論と直感のみで釣りをやってるとおもう。なんせ自らメガバス世代と言い切ってしまう世代の男。メガバスに一切魅力を感じたことのない自分とはそもそも根が違う。
しかしながら同じバス釣り。交差する部分ってのは必ずでてくるもの。
根っから古いルアーが大好きな自分と常に進化を求める彼との最小公約数または最大公倍数ってもんが。
そのA.がクローラーのルアーそのものだったりする。
皮肉にも彼が最先端と思って作ってるであろうものに対し、自分は1900年代初頭のアメリカンルアーの薫りを感じてしまうのだ。彼が意気込んで新たなるアイデアのルアーを作るのがいつもほんと楽しみ。その度にアーリーアメリカンな薫りに触れられる。ルアーなんてもんは釣り人主観のエゴだと自分はおもっている。

クローラーの最新型ペンシルベイト、「S.O.B」-サウンド-
サミーやドッグXなどのインジェクションペンシルを踏襲し、クローラー的進化を加えた逸品。
バラスト式のラトルルームを前後左右方向に2カ所搭載。ルーム内に注水することで埋め込み式のラトル音とは異なるサウンドを構築。さらにトップウォータープラグの定番であるフックリグを廃し、スイベルを埋め込んで360°回転可動のフックアイを搭載。リリース時にはフックはセッティングされていません。好みのフックを好みのバランスで。一応、推奨フックは付属しています。
100mm 16g  全2色
8640yen
アクションは手にした人のお楽しみ。
映画のあらすじを全て話してしまうようなナンセンスなことはいたしません。
もしコピーをつけるなら『Back to the Future」です。

昨年の晩秋、友人は彼のこのルアーでの圧倒的な釣果をなんども目の当たりに....。
ローテクなのか?ハイテクなのか?
なんか見れば見るほど気味悪いルアーです(笑)
相変わらず1920年代頃のアメリカンローカルルアーの薫り...。

日本最高速でアルパカ屋専売。
最近のトップウォーターシーンが全然面白くないんで......で、こんなの完成。
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posted by ns at 21:53| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

Tsunami Lures packer

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2009年に津波ルアーズがリリースしたオリジナルバッグがありました。
当時、元木さんにマカロニウエスタンのプチブームみたいなのがあって、自分も軽く便乗した記憶があります。40過ぎてから記憶が曖昧ですが..。あとアロエと間違えてサボテンをかじってからも、なんか記憶がバグっている。まあそれはさておき、そうして、この津波ルアーズ的マカロニウエスタン調ノスタルジーを全面に打ち出した逸品が誕生したのでした。
当然のことながら市場からとっくに消えてしまっているのですが、昨年、製造を請け負ったファクトリーでサンプルモデルや端切れなどをまさかの発掘。
東急ハンズで行なった催事「フィッシングサファリ」にも出品したりして、棒手振り、そしてこれが本当に最後の最後のデッドストックとなりました。
リリースされたものとは素材、デザイン、造り的にはほぼ同じ。ディテールや装飾部分が一つずつ少しずつ違うのみ。各種それぞれ一品のみ。
アルパカどうぐ店専売、アウトレットプライスでの放出。
柄物というもん、この手の逸品はあとからじわじわと愛着が溢れかえってくる飛び道具です。

総柄のデザインは、暁のガングリップマン
流れ者のさすらいフィッシャーマンが荒野を舞台に大活躍。無法者に嬲り者にされかけたギター弾きの娘を助けたことにより、悪党共の理不尽な抗争に巻き込まれてしまう。 ユニークな音楽と雄大な自然を背景にLOVE FISHING,MUSIC&PEACEに翻弄された運命と人間模様を鮮やかに描くウエスタンロードムービー。ラストシーンのBASSにまたがり決闘に向う勇ましい姿は必見。
こんな感じのストーリーです。
1970年前半頃の映画グッズ的でもあります。
いなたさが全快。

子供が持ってたら生意気で垢抜け、女の子が持ってたら単にかわいい。
若者がラフに持ってたらお洒落、落ち着いた大人がさり気なく持ってたら粋。
そんな感じ。

道具は友達。ちょこちょこユーモアの際立ったヤツがいる方が絶対面白い。
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アルパカどうぐ店。
posted by ns at 18:07| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

ハンターオレンジ

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ブリーズオレンジまたの名をハンターオレンジ。
猟師達は山中での仲間同士の誤射を防ぐ為にこの色味の濃いオレンジを配色したジャケットや帽子などを好んで身につける。
それなりに古くからの教えでケモノ達はこの彩色に対する色覚感覚が鈍く、よって警戒されにくいといわれる。逆に人にとっては自然界に存在しない色なので視認がしやすく、世界中のハンターから重宝されている。映画『DEER HUNTER』(1978年公開)で、ロバート・デ・ニーロが着用していたオレンジのマウンテンパーカーもその一例。諸説あって最近ではケモノに対して有効かは疑問視されているが、真相はケモノ達と会話できるような時代でもやってこないとわからないものだ。だが、人が識別しやすいという点では既に答えは出ている。とにかく自然界でこのオレンジ色は顕著に目につく。
そんな山のハンターオレンジは、人里におりればレスキューオレンジとしても活躍している。その際立ったカラーは遭難や事故時には最大限の本領を発揮する。釣り文化でいうと、やはり「ウキ」の定番色として定着している。とにかくすべてが目視に対するその特質が広く実用化されている。

そんなハンターオレンジが大好きだ。厳密に言えば自然の緑に映えるハンターオレンジにある種の興奮を覚える。狩猟との親密な関係性が先入観としてあってかあの抜け出た色彩に狩猟的衝動がやたらと駆立てられる。こういうもんは釣りではとても有効。無意識への影響大。
このハンターオレンジだが、意外にルアーには塗られていない。ないことはないが、あからさまにハンターオレンジと同じ狙いの意味合いをもつものはあまり存在しないとおもわれる。

そこでKUZIRA-feに。
ヌメッとしたフォルムを際立たせてみる。

緑の水面で異質を放つハンターオレンジ。
ホワイトベリーは色味の濃淡でバスを刺激するという古典的狡猾。
カラーリングパターンはLAZY IKEのフラッグシップデザイン。
これはまさに猟具。

多くの猟友会が推奨するように、アルパカどうぐ店もまたこのハンターオレンジを強く推奨する。
もちろんファッション性ではなく、その実用性に対して。

Size
本体全長:115mm
1oz超 class
木製
アルパカ屋特注
Tunami lures Kuzira-fe

きっとバスたちはこのクジラフェをザリガニだと疑わない

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2017年02月18日

密林化

もはや密林。
ややこしすぎる。ネットワーク環境とそれに依存しきったこの現代社会。
そんな時代をどうにかうまく生き抜こうと思うが、所詮、素質がない。ちょっと理性ある猿にパソコン与えたようなもん。何故かパソコンに強いと思われがちだが大きな勘違い。パソコンを三輪車の如く乗りこなしてるにすぎない。先週のPCトラブルから、約一週間の四苦八苦でなんとか元の位置にもどってきたが、脳ある鷹ならきっと5分で元に戻しただろうに。
山奥の湖上が自分の居るべき場所とわかっていても、そこにずっといれないもどかしさ。それを打ち消す為に、とにかくある計画を遂行せなばならない。
それこそがアルパカ計画。

人間界と野生界のG.C.D つまり 最大公約数を求める。

それがこの計画の域であり粋であり息であり意気であり活きであり生きであり行き先。

シンプルにスタート。スローに開店です。

最初に言っときます。不器用です。
あしからず。

http://www.liberalanglers.com/




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2017年02月02日

扉が開かない

夜、暗くなってから散髪に出掛けた。2ヶ月ぶりにバサッと切ったので寒さが増す。その帰り道、颯爽と自転車を飛ばしていると天から声が。気のせいかとおもったが、ペダルの回転運動をやめ鼓膜を拡張する。やはり聞こえる。か細い声で、「すみませーん」。やはり頭上から。その場で天を仰ぐと、とあるマンションの3階のベランダに人影。えっ俺?ハイ?
「すみませーん。子供に中から鍵を閉められて家に入れないんです」
よく耳をすますと、子供が泣きじゃくる声も聞こえる。一瞬で理解する。よく聞くやつだ。ベランダで洗濯物を干してたら、幼き子供が誤って鍵をロック。さー大変ってやつだ。この時期の夜、家着でベランダ、しかも3階、寒いだろうに。子供は鍵をロックしたものの解錠の仕方がわからず泣きじゃくるしかない。
自分は最初の通行人で選ばれしもの。受け入れましょう。助けましょう。
とりあえず天を見上げて、暗くて顔もよく見えない人と対策を練る。まずは関西空港で働くという旦那にTEL。空港で働いてる男が常に電話に出れる状態なわけないだろうと思いつつ、、。ほら予想通りでない。次はリクエストで実家のご両親に電話をすることに。が、これが全く見知らぬ市外局番、間違いなく他県で繋がったとしてもどうしようもないと思ったが、パニック状態の奥様の藁にも縋るおもいをおろそかにするわけにはいかず、とりあえずプッシュオン。まず、この状況を説明するのが面倒。この世知辛い世間で見知らぬ男が見知らぬ奥様を助けることの難しさを痛感。なぜ散髪帰りの自分が見知らぬおじさんに電話でしかも丁寧に自己紹介をしているのか。当然の如く不審者扱いされつつこの状況を説明をするのがどんだけ難しいか。
「電話をかわってくれ」というが、「だから自分は路上で、奥さんは三階で、それはできないです」と。
すると「声だけ聞かしてください」「無事ですか」と。まるで誘拐犯あつかい。
だから!!!!この父、無理。
とりあえず冷静なのは自分だけ。マンション名はわかるから管理者に連絡だ。一度、家に帰って管理人に連絡すると伝える。「すみませーん」声がますます弱まっている。反して子供の泣き声は強まっている。
パソコンで管理人を叩きだす。電話する。「おかけになった...現在使われてません」。そんな馬鹿な。住所が出てるから104で電話番号を調べる。「登録されてません」そんな馬鹿な。
じゃあ住所をグーグルマップで検索。これこそハイテク時代の利点。地図を脳裏にやきつける。現場に戻り「大家さんとこ行ってきます」と伝える。もうここまで来るとこちらも意地。再び自転車を飛ばし脳裏の大家さん邸を目指す。しかしだめだった。目的地は一本の路地に10件ほどの家が建ち並ぶ場所。大家の家はどれだ。くろひげ危機一髪状態。よく思案する。この状況。夜に突然見知らぬ男が家に来て「そちらに管理されてるマンションの.........女の人が......閉じ込められてて」これ怪しすぎるだろ。説明がめんどくさすぎる。いきなりアタリを引けばよいが、ハズレが連発したら自分はかなりの頭がおかしいヤツだ。しかもだ、自分は散髪したて。散髪したてってもんは違和感が半端ない。これは他人でも感じとれるもんだ。いわば人として不自然な状態。そんなヤツが夜に突然家にやって来て女性が閉じ込められてるんですよって、それはもう気持ち悪いの一言。大家アタックは断念。時間の無駄になりそう。そこで次の一手。不動産屋だ。しかし時間が時間、とりあえず駅前に向ったが通りがかった不動産屋は案の定、閉店。これは参った。が、ウロウロしてると一軒、シャッターが半分あいた不動屋さんを発見。迷わず飛び込む。だが、また、説明するのに一手間だ。なんなんだ、そんなに散髪したてのとっちゃん坊やは不審なのか?ムキになればなるほど怪しく映るのか?
長い説得の末、やっと大家に連絡がとれてた。
現場に戻るとはやくも大家が駆け付けていた。ホッと。
見知らぬ奥さん、「お礼したいんで、連絡先を」。そんなもんいらん。地球は丸いからそのうち幸運がめぐってくるだろうし。「お礼なんかいらんから、子供は叱らんといて」と言い残し去った。
どえらい苦労したが、ええ仕事したと満足。

でもまあ人間というものはやはり貪欲な生き物である。
ええことした自分にはなにかええことが起こると期待してしまう。

この愚の因果か、その後、あり得へん事態に。

家に戻りアルパカどうぐ店の準備もあるんでパソコン机に向った。そこで異変。
ある重要サイトのウインドが開かない。何をやっても開かない。
PCクラッシュ!!

なんという神さんのジョーク。
大阪では全てにオチがつくという摂理!

扉を閉ざされた奥様を助けた自分は、そのあとパソコンのウインドが開かずに閉じ込められる。
窓繋がりの連鎖。
なんて無情な。そしてなんて上手くできたシナリオだ。もはや関心する。

これはもう笑うしかない。
世の中って、こんなもんだ。 ろ。

もちろん誘因はわかってる。全ては散髪が招いたミラクル。

こういう晩はさっさと寝るべし。



posted by ns at 23:45| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

アルパカどうぐ店

どうもすぐれない。物忘れが激しいし目も見えづらいし疲れがとれにくい。これは完全に老化だとおもわれる。グズグズしてると気がついたらウドンしか喉を通らなくなる。そもそもだ、江戸時代なんて35歳くらいが平均寿命だというのに、この現代に生まれたおかげで昔人的にはもはや第二の人生といってもいいほどのステージをもしくは熟成期をいま迎えられてるというこの幸せ。ただし後半の嘆きもあるのはある。若き頃は折り返し地点なんて見えなかったから短距離ランナーのような生き方をする他なかったが、この歳になると折り返し地点が色んなとこから感じとることができて、長距離ランナーのような生き方にシフトチェンジさせられる。例えば叔父の死であったり、最近の体調の不安定だったり、およげたいやきくんが急に心にしみはじめたりと。
およげたいやきくん。そう、あのおよげたいやきくん。今聞くとあれは、なんて悲痛な歌なんだ。子供の頃、散々聞いたけど単なる流行唄としか理解していなかった。アレは、何だ、つまり人生を折り返した釣り人の哀愁歌だ。ラストシーンが釣り人だったとは全く記憶になかった。
まあそういうのを呑み込んで決起。藤子不二雄Aが描きそうな素敵などうぐ店を、いつかウドンしか喉を通らなくなった頃にやっていたいのでそろそろ頃合い、はじめることに。とりあえずネット屋から。いずれどこかの田舎でひっそりと。とはいえ準備は以前からコツコツとはじめている。自分の気に入ったものしかラインナップしない本当の意味でのセレクトショップ。。とりあえず少しずつアップしていきます。スローなペースで。
わかる人にだけわかってもらえれば本望。
今週末には、ほんとうに開店します。

友人が作った野ネズミ。
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posted by ns at 23:41| 日記 | 更新情報をチェックする