2018年07月15日

メキシコ紀行 L.A 2

P5190042.jpg

日本ではあり得ない幅の広い道路をひた走る。
中型の飛行機のなら滑走路にでも使えそうだ。
道中はずっと外の景色に釘付け。
明らかに異なる文化圏の何気ない1コマ1コマに色々想う。
標識や看板にロングビーチの文字が頻繁に現れはじめた頃、腹も減ってきたのもあり右手に見えるタコス屋に目を奪われてると、車は左折。
決して栄えてるとはいえない通りに入り、間もなく車は停車。
倉庫が立ち並ぶストリート。
目の前の大きな倉庫の壁には「LONG BEACH ANTIQUE MALL」と書かれている。
殺風景だが、こういうのこそ胸が躍る。
中に入ると目のやり場に困るほどのガラクタの山、否や、宝の山。
自分にとっては文化博物館のようなお店。

P5190041.jpg

P5190040.jpg

夢中になり過ぎて殆ど写真を撮っていないのが残念。

倉庫内は大型粗大アンティークから小物アンティークまでぎっしり。
生活用品、遊び道具、服に装飾品から美術品に本やレコード...空き缶までなんでもある。
まさにアメリカンカルチャー博物館!
広い店内、なんとなく導かれるように進むといきなりショーケース一杯に詰め込まれたルアー達が目の前に。
釣具とアウトドアグッズには格別の敬意を持ち対峙する。。
玉越さんと物色してると金髪中肉中背の絵に描いたようなアメリカンマダムな店員が色々話しかけてくる。
ほとんど理解できないが、ルアーに関しては僕らの方が絶対詳しい。ニコッと返す。
しばらくして「あっちにアブがあった」「コールマンがある」など散らばってたみんなが情報を持ち寄る。
どうやらあちこちに「お目当」が散らばってるようだ。
それを聞いてさらに奥に進み探索を続けてると、コールマンのランタンやアムコのボックスを発見。
そしてその近くのショーケースの中に、最も求めていたものが。
それはアウトドアやハンティング、釣りやキャンプ関連のワッペンや缶バッチ、勲章やピンズなどの団体アイテム。
メジャーな団体のものはほとんどなく、ほとんど地方のローカルクラブのものと思われる。
こういうものはほとんど日本で見かけない。
まさかとは思っていたが、ここで出くわすとは期待していなかったので、この旅に幸先の良さを予感した。
自分はこういうものにこそ、アウトドア文化の歴史の深みを感じる。
特に釣りクラブのものは、見てるだけでワクワクする。
想像が膨らみストーリーまで頭によぎる。
何か宿ってるとさえ思える。
日本でいうとこの「東京ロッド&ガンクラブ」や「レッドヘッダーズ」のような歴史あるクラブのアイテムのようなものがドンッと並んでいるのだ。
ブロンズアメリカンマダムにショーケースを開けてもらい直感で数個選ぶ。
昔、TVで見たマイケルジャクソンの買い物のように「THIS」と指を差す。

一つは1955年の GREENFIELD ROD&GUN CLUB
もう一つは1990年のMOUNTAIN COUNTRY SPORTSMENS CLUB
共に缶バッチ。
あと一つ、バスの絵が大きく書かれたのがあったのだが、70ドルと高値だったので断念。
さぞかし名のあるクラブなのか、それともデタラメな高値なのかは謎。

こういうアイテムは験担ぎでもある。

現にのちのエルサルトで、途中から帽子にこれを着け始めると釣果が一気に上がった。
何かが憑依したかと思えるぐらい釣りが冴えた。
ちなみにガイドのロレンソは、僕がこのクラブのメンバーだと勘違いしていて、やたらとハンティングの話をしてきた。
否定し説明するスペイン語もわからないので、彼の中では最後まで僕はかのクラブのメンバーであった。

海外での初の買い物は、とってナイスな縁起ものとなった。

アンティークモールを後にし、タコス屋に向かうことに。

その道すがら、目の前をバスボートを牽引した車が走り抜ける。

テンション上がる演出。またしても完璧な台本。

いよいよ明日、メキシコ入り。
期待が膨らむ。


DSC_0681.jpg
posted by ns at 11:40| 日記 | 更新情報をチェックする

復旧

大阪の地震、そして今回の大雨。
なにかと自然災害が多いこの頃。
でもこれを災害、つまり「害」と一概に言ってしまうのに少し心がひける。
普段、全てに通ずる恩恵を「自然」から受けて生きているのは事実。
そのことに目を瞑り、「自然」を敵対視したり悪とすることはどんな場合でも出来ない。
だからこういう事態が起こってしまうと、ココロのやりどころがなく、とてもやりきれない気持ちになる。

今回の災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
いち早い復興を願います。

....................................................................................................................................................


さて、ひさびさの投稿となります。
実は11年前の購入した我パーソナルコンピューターが、遂に時代に置いてきぼりになってしまいました。
数ヶ月前より急激にあらゆるWEBサイトのネット環境がアップグレードしたようで、古いシアステムのPCではアクセス不可となる事態が続発。
ヤフーや大手のブランドのHP、遂には自身のサイトなんかも正常にアクセスできないように。
まったく便利なのか不便なのかわからない。容赦なく進化を続けるネットワーク社会。
もはや打つ手なしということで、ついに買い変えの時を迎えました。
そんなわけでかなり放置となったこの場ですが、なんとかリスタートできる環境がようやく整いました。
小まめに覗いてくれてた皆さん、申し訳ございませんでした。

しかしながら前のが古過ぎてアップルサポーター陣もデータ移行などに四苦八苦。
よってまだ完璧な環境は整っていません。
スムーズにはいきませんが、ボチボチアップしていきますのでお付き合いください。


熱帯雨林気候の日本の夏 到来。
体調にはくれぐれもご注意ください!

posted by ns at 01:17| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年07月01日

メキシコ紀行 L.A 1

P5190029.jpg

映画三本みて、浅い眠りを数回繰り返し、体のいたるところの痛みを我慢した長時間フライト。
ようやく到着し解放されたと思ったら空港が超混雑で入国審査に1時間以上も待たされる。
手際が全くわからない自分は体と共に神経も疲れきった。
だが空港からでるとトラベラーズハイ。目に映るもの全てに好奇心が向かう。
全てがスクリーンの中の世界。
実際のアメリカにやってきたという感覚ではなく、自分がスクリーンの中に入りこんだという異様な感覚。
もはや好奇心の権化と化した全身全霊は常にトランス状態。

元木さんがスマホを操りUberというサービスで車をチャーターする。
これはタクシーでは無く、一般の人が自家用車を登録して送迎サービスを行なうという画期的もの。
サービスはすべてスマホで管理できるらしく運転手の名前や顔、車のナンバーなど全てが表示され、映し出されたマップでは双方の現在地や到着時間までわかってしまう。さらには利用後の相互評価もあり横暴なことができないようなシステムが確立されている。
どうやら空き時間の小遣い稼ぎなど副業としてる人が多いようだ。
移動には全てUberを使ったが全ての運転手が移民の方で違う母国だった。
これぞアメリカ。自由の国。 

ほどなくしてアメリカらしい大きな車がやってきた。
10分ほど走ってモーテルに到着。チェックイン。
Uberの運転手もそうだが、ホテルマンのおっちゃん,おばちゃん、それに掃除のおばちゃん、他の客全てが映画の登場人物に見えてしまう。
すべてが適材適所のキャラと風貌。ナイスキャスティング。
これは一種の脳障害。
小さい頃からスクリーンの中のアメリカに夢中になりすぎて相当深い摺り込みがあり、脳が現実を現実として全く受け入れようとしてくれない。
と、いう事を途中で理解しそれを受け入れ、その後はもう全ては演出だ..という気分でロスを楽しむ事に。

少し休憩してからロングビーチ そしてメルローズ・アベニューへ出掛ける。

元木さんがレコードを買うというので入ったアンティークモール。
そこではやくも念願のアメリカンバスフィッシングカルチャーの欠片に出会う事に!!

P5190054.jpg
posted by ns at 22:00| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

メキシコ紀行

まるで実感がない。
あっという間であり、果てしなく長い旅でもだった。
常に刺激の連続。始終、体中に電流が流れっぱなし。
なんというか....大袈裟にいうならば人生観が変わってしまった....。
釣観というやつも。

そしてブラックバスという魚がさらに大好きになった。
自分にとってバス釣りは他の魚種の釣りとは全く別もの。
その垣根がさらにはっきりしてきた。

そんなメキシコ釣行の事を書き留めていこうとおもう。
ただあの体験を全てうまく書きおこすことに自信がない。
密度が濃すぎて到底書き崩せない。無理。
だから少しずつ少しずつスライス&ドリップしながら印象的な場面だけを書き残していこうかな、と。

一日目

5月18日
7時30分 自宅出発
9時30分 伊丹空港着 津波ルアーズ元木さん&マキエTVコッスン 合流
11時30分 伊丹空港発
12時40分 羽田空港着〜リムジンバス
13時50分 成田空港着 スミス玉越さん&アカシブランド明石さん 合流
17時25分 成田空港発 
フライト約9時間50分 時差 −16時間
5月18日 
11時15分 ロサンゼルス着

はじめての時刻変更線越え
はじめての腕時計の針を戻す行為。
時刻が戻るなんて、なんて不思議なことだ。。
再び18日の昼に戻る。
そう、この歳にして初の海外です。

マサトラン行きの便が次の日のしかないのでこの日はL.A泊。

小学生の頃からの大のアメリカ好き。
もはや空想の国と化しているアメリカ。
全てが刺激。

続く

posted by ns at 23:46| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年06月04日

オルカフェ 

すみません!
入荷遅れています!

もうすぐ入荷予定。
木or金曜日には発送準備が整う予定です

ご予約頂いてる皆様、申し訳ございません。
もう少しお待ちください!!

週末の釣りには間に合います!!


posted by ns at 22:11| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

帰国

IMG_20180529_103023_362.jpg

無事帰国。
夢のような日々。
まさに夢中の時間。

ブラックバスという魚の素晴らしさを存分に味わい改めて確認できた。

やはり人生を懸けるのに相応しい魚だ。

数々のエピソード。
少しずつ書き留めていきます。


posted by ns at 04:14| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年05月17日

タコスとルチャリブレの国へ

大好物はタコス、子供の頃の憧れはミルマスカラス。
メキシコを意識したことはないが、どうやらメキシコのものに惹かれる傾向がある。
だが正直、メキシコのブラックバスにはなんの興味も......なかった。

去年の12月初旬だったか、大阪新町の音楽好きの集まるとあるバー。
その夜はコロナwithアンツのライブだったのでフラリと遊びに。
上質な音楽と美味い酒に上機嫌でほろ酔いだった自分に津波ルアーズ元木さんからの唐突な悪魔の誘い。
「メキシコ行かへん?」
本当はT字路Sの篠ちゃんが行く予定だったけど、彼らにとってどうしても外せないフェスの直前というスケジュールとなってしまい泣く泣くのキャンセル。篠ちゃんの代わりとなれば自分しかないでしょということで、完全に場の勢いで軽くOK。
音楽とお酒とブラックバスのカクテルには理性なんてもんは太刀打ちできない。
ただ夜遅くにまともな判断ができない事も自覚しているので3日間の猶予をもらう。
そして次の日、はじめて背筋を伸ばして真面目にメキシコの釣りのDVDをみてみた。
はっきり言って、そこに映るものはイメージしていたものとは違った。
勝手に「簡単にたくさん釣れる」というイメージを抱いていたが、そこに映るのは何かと苦労して1匹1匹を釣り上げていく姿。
つまり簡単には釣れていない。日本とは違う「難しさ」があって「面白味」があって「醍醐味」があるようだ。
それを感じさせるのは他ならない釣り人たちの興奮度合い。
見終わった頃には、心は半分以上メキシコのバスに惹かれていた。

そしてこの旅のスパイス。それがメンバー。
津波ルアーズ、アカシブランドはもちろん,そこにスミスの玉越さんも加わった。
これまで表立って交わる事のなかった面白い組み合わせ。色々、思うことがある。
まあ話せば長くなるが、今回の旅は昨年夏に渋谷の東急ハンズで行なった催事「フィッシングサファリ」でのトークショーがターニングポイント。あの時、自分もその場に居合わせたので、これは「成り行き」だと感じた。

素敵な話だ。
おおよそ40年ほど前にアメリカそしてメキシコのバスポンドに足を踏み入れた日本のバスマン達がいる。
そのメンツは日本のバスシーンの黎明期を支えたメンツ。
さらに言えば日本の独自のバス釣り「サーフェイスゲーム」を築いた面々。
その時のメンバーの一人が玉越さんである。同行は則さんや西岡さん,乾さんなど錚々たる先達たち。
帰国後、その旅で見てきたものに触発されスミス社の銘竿スーパーストライク(ストライカー)が生まれたと聞いた。
それから長い時を経て、そのスーパーストライクを携え再びメキシコへ玉越さんが行く。
同行するのは現在のトップウォーターシーンを90年代から盛り立ててきた心強い2ブランド。
これはまさにドキュメント。そんな素敵なストーリーを自分の目で目撃したいと強く思った。

最後の決め手は「バカバカしさ」。
津波ルアーズ&トップブリッジのメキシコ釣行のDVDで最後の日に元木さんがメキシコまでバスを釣りに来る事の「バカバカしさ」を語っていた。。
「バカバカしい」ことが小さい頃から無性に大好きな自分にはドキッとした。
自分の溺愛する物事を「バカバカしい」「くだらない」と表現する。
これは最大限の感情を超えた時に出てくる言葉。
「素晴らしさ」の最上級表現である。これ以上の言葉はないのだ。
同じバサーとして聞き捨てならない言葉。

あとは決断,否や、覚悟を決めるだけとなったわけで。


そんなわけでこの週末から10日間の遠征。
メキシコのどこぞの湖でロッドを振ることになりました。

ほんとバカバカしい人生です。
あちらのバスがどれほどバカバカしいのか、体感してきます。


帰ってきたらそのバカバカしさをバッチリ、リポートしますのでこうご期待!
posted by ns at 01:28| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年05月14日

オル カフェ オーケストラ

btbbh.jpg

素朴で野蛮。
野生的丸裸。
飾り気なしで無防備。
紳士的な威嚇。

これぞネイティブバスプラグ。

リベあるアングラーズ全面協力の津波ルアーズ新作”オルカフェ”。

ご予約は本日14日23時59分59秒まで!!

アルパカどうぐ店まで!!

posted by ns at 18:53| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年05月13日

WORK ON 001

workon002.jpg

ADLOCK FAKE BAIT.co.

9.5mm 5/8 oz class

硬質発泡樹脂 日本製

全4カラー(今回はMUSTARDを除く3色)

5400YEN (税込)

昨年末に大阪中津高架下で開催したイベントOUTINGでリリース。
今回、2度目のリリース。
1月中,2月下旬,GW前..と告知するごとにリリースが遅れてしまいすみません!
ようやく準備が整いました。

------------------------------------------------------------------------------------
見ての通りバスオレノ。
1910年代にアメリカで生まれた伝統的バスプラグ。オリジナルはサウスベンド社ですが、長い歴史の中、合併買収などもあり様々なメーカーがこのタイプのプラグをリリースしている。
日本では70年代から80年代にかけてエバンス社の発泡素材のものが輸入され流通した。

WORK ONシリーズは、このバスオレノがテーマ。
この無骨で不器用なダイバー系のプラグが実はとても繊細だということに気づき、その部分を無性にカスタムしたくなった。
となると、やはり個人的に最も馴染み深いエバンス社の発泡素材のモデルの“後継プラグを目指す”となるのが自然な流れ。
もし、発泡素材で1910年代のファーストモデルを再現したら...。
そこにサーフェイスゲームでの使用のみを前提とした日本的プロットを落とし込むと...。

結果、面白いものができたと思います。

不器用さはそのまま。
取り柄のダイブやダートを殺し、その代わりにターンやポッピングを生かしたアクションとなっています。
しかしながらバスオレノらしさは損なわずに仕上げています。

昨年1年間、このプラグをテストし多くの魚に出会いました。
よってこのモデルは2017モデルとしてNo.001としています。


このプラグを アイバー・ヘニングスに捧ぐ

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
明日夜よりアルパカどうぐ店にて販売開始いたします。

レトロムさんにもUMP TEMPと共に発送しました。

よろしくお願いします。


お知らせ)私用により、アルパカどうぐ店は16日より29日まで閉店いたします。ご了承ください。

posted by ns at 20:58| 日記 | 更新情報をチェックする

a.f.b.c

AFBC.jpg

バスフィッシングへの憧れ。
最初は80年代。そして70年代、やがて60年代...気づけば、どんどん遡上して1900年代初頭まで。
ビンテージ、オールドと呼ばれるアメリカンプラグに心惹かれて、そのデザインや思考に共鳴し魅了され続けた。
最低限のファンクションのみを携え、言うなればできる限りフェアなスタンスでバスをハントする。
実際のところはどうだったのかはわからないが、そういった妄想気味の解釈で浮かびあがるスタイル、それが自分の憧れたバスフィッシング。

しかし、そんな古き良き時代のプラグや大らかな趣きは、効率性を求め加速する時代の流れに徐々に取り残され、いつの間にか、それを継承する流れもほとんど枯れかかっているような気がする。

だが、ここ日本では傍流ではあるものの、70年代より先達たちが築き上げてきたサーフェイスゲームというスタイルが根強く支持されている。
その嗜好や精神は、あきらかにあの「憧れのバスフィッシング」に通ずる脈絡がある。

Adlock.f.b.cは、錆びついた大きな扉に閉ざされてしまっている且つてメインストリームを泳いでいたスタンダードプラグや名もなきプラグ、そして長い歴史が育んできたプリミティブな精神に再び光をあて、単なるトレースではなく現代の釣りにアジャストさせたモノ造りを通じて「憧れのバスフィッシング」を追随、そして継承しようと始動。

端的にいえば「アメリカがやらないなら、日本で勝手にやるよ」

あくまでその方向性は精神と文化を柱として。


woset1.jpg
posted by ns at 00:24| 日記 | 更新情報をチェックする