2019年01月13日

Lifetime Pal

それにしてもスミスという会社の存在は実に面白いとおもう。
ここ日本にこれほどへドンウイルスが蔓延しているのもこの会社があってこそだ。
70年代から続くスミスのへドン普及活動。
へドン社にとっては、ありがたいのは当然だが、きっとワガママな相手であったに違いない。。(笑)
これまで仕事といえど自分達の欲しいものを散々とへドンに作らせてきている。
オリジナルカラーを塗らせたり、オリジナルモデルを作らせたり、ウッドでバサーやSOSなんかを復刻させたりと、35年以上昔からその素晴らしいワガママは続いている。
もちろんプラドコ社に移ってからも、数年前のマグナムタイガーや今回のウンデッドスプークのように容赦がない。
何が面白いかって、今なお、そのスタンスが全く変わっていないところ。
向こうからしたらきっとそれらは過去の産物で、今この時代にわざわざ作るモノではないと思ってるに違いない。
でもスミスはしつこくオーダーし続ける。ワガママを貫き通す。
情熱的に名作の存続に力を注ぐ。それがスミス。バス狂いのスミス。
ほんと面白い会社だとおもう。

でも最近おもう。一体いつまでこの姿勢を貫けるのか?と。

現代社会のスピードはどんどん加速している。
時代に対しての順応性がより求められる時代。
もうじき元号も変わり、新たな価値観も続々と登場するに違いない。

ある意味、頑固で保守的なへドンへの拘り。
時代に逆行しているのは一目瞭然。
今後、ビジネスとは反比例の方向に向いてゆく可能性は大いにある。

でもユーザー視線からいうと、こればっかりはどうしようもない。
好きなものは好き。

スミスにはまだまだ頑張ってほしい。
へドンの新発売はやっぱりワクワクする。
惜しくも廃業したOFTのもちょっと好きだった(笑)

スミスのへドンは、もはや生活必需品!


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2018 5/25 メキシコ レイクエルサルト
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2019年01月12日

ウンデッドスプーク

久々に興奮している。
ウンデッドへの情熱が沸騰している。
このルアー、本当に大好きで色んな想いがある。
もう20数年前の話。ネットもパソコンも普及してない時代。
情報というものは全てがあやふやだった。
自分はどういうことか、その頃、あの則さんが米兵チャーリーと出会い、初めて譲り受けたバスプラグが「ウンデッドスプーク」だと信じ切っていた。そんな逸話をどこで読んだのかも聞いたのかも全く記憶にない。が、いつからか心からそう信じ切っていた。
大いなる勘違いだ。
そんなもんだから友人がジョンボートを手に入れ、いわゆるベーシックなサーフェイスゲームスタイルでの釣りを始めた時、このスタイルでのファーストフィッシュは絶対にウンデッドだと決め、一生懸命に投げ続けた。
そのバスを今でもはっきり覚えている。そのフィールドも、そのヒットポイントも数センチも違わず憶えている。
その瞬間から特別なプラグとなった。

今回の復刻にあたって、日本にへドン釣毒熱を撒き散らした主犯格であるスミスの玉越さんからいろいろ話を聞いていた。
玉越さんのウンデッドへの情熱は、そんな自分の熱より遥かに大きなものだ。
ヒロ内藤さんも関わって実現したこの復活劇は、まさに偉業。

色々な想いが入り混じり、結果、自分はこの復刻ウンデッドスプークにとても思い入れが深くなっている。

今回、自分はこの興奮を最大限に楽しむ為、ロットン釣具店の入荷分からは手を引き、他店に発売日に一心不乱に駆け込み単なるファンとしての購入に至った。
階段を走って登り、へドンコーナーを目指す。そしてお気に入りの顔を漁る。
この感覚、いつ以来だろうか?

そういう想いに駆り立ててくれたこのプラグに感謝。
プラドコ社に感謝。
携わった方々に感謝&リスペクト。

そういえばメキシコで玉越さんが最もバスをキャッチしたプラグもウンデッドスプークだったはず。

たかが道具、されど道具。
道具を超えた道具。

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2019年01月11日

メキシコ紀行  アングラーズイン2

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さて昼食。
自分は普段お昼ご飯を食べないライフスタイル。食べるのは休日のみ。
だがここでは午前の釣りを終え、午後の釣りに備えての重要なエネルギー補給。
ガッツリ食った。
なによりメニューが最高だった。ほとんどのお客がアメリカ人なので、それに合わせてのゴテゴテのアメリカンフーズばかり。ハンバーガーやフィッシュフライにウインナーにフライドポテトにサラダにオニオンリングなどなど。日本でこんなものを一週間食べ続けろと言われたら勘弁だけど、旅先だとこういうのがベスト。異国文化を堪能できる。田舎者で、さらに幼い頃からアメリカンカルチャーへの憧れが強い自分にとっては最高のランチ。
おかげで帰国すると、5kg太っていた。。
口をケチャップやタルタルソースで汚しながら午前の釣りを皆で語らう。釣りってもんはほんとネタが尽きないもんで、この時間を”テーブルフィッシング”と呼びたいほどだ。
ランチタイムは釣り間の小休憩とあってテンションはあがったまま。気分がオープンになってるためか他のお客さんが喋ってくることも多かった。
自分はあまり英語が理解できないが、元木さんが会話を通訳してくれるので十分楽しめた。
まあだいたい万国共通で釣り人の口から出るのは”自慢話”ばかりだ(笑)。
滞在中のランチタイムで強く印象に残ってるといえば津波ルアーズのお披露目だ。
食事後にアメリカのバスマンとの雑談の末に「ルアー見せてくれ」みたいなことになって部屋からボックスを持って来て、彼らのテーブルでオープン。
手にとってあーだこーだ言っている。日本でもよく見る光景。ただ彼らの顔には好奇心と共に懐疑の表情が見て取れた。明らかに疑っていた(笑)
これが個人的にはとても面白い光景だった。
だが、例外も。確かブラジルからきた親子だったと記憶してる。その日の午前に自分と元木さんがとあるポイントでペンシルでビッグバスを連発。それを近くで見てたようで食事後、元木さんに「何を使ってたんだ」と声がかかりボックスオープン。興味津々に、そして熱心に親子で津波ルアーズを眺めていた。
彼らは疑いもなく関心を持っていた。実際に釣ってるところを見るとこうなるのだろう。
そんな楽しいランチタイムもほどほどで切り上げ、午後に備えシエスタだ。
つまり昼寝。午後の釣りは15時から。スタート時間はアングラーが決める。
寝酒にセルベッサを流し込みクーラーがガンガンに効いた部屋でフカフカのベッドで極上の昼寝。
14時半頃、ノックの音とフィッシングタイム!という陽気な声で眠りから起床。
深い眠りから急に起こされると一瞬現在置かれている現状を見失うことが何度かあった。
その時の徐々にここがメキシコで今からまた釣りという現実を取り戻していくあの感覚ときたら今思い出してもアドレナリンが身体中の穴から吹き出しそうになる。
再びロッドを持って部屋を出る。そこは灼熱の太陽と熱風の世界。
午前と午後のレイクエルサルトは全く違う印象だった。
空が見たこともない深い青色に染まり、見たこともない美しい姿の鳥が舞う。
陸地は時間と共に褐色さを増していく。

だいたい19時帰着で1日を釣り切る。

迎えの車に乗り込み、心地よい疲労感で包まれた体を揺らし、スワンクディナーが待つロッジへ戻る。

つづく

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2019年01月09日

My Generation

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ルーツ好きで古物が大好きだが、歳をとればとるほど自分の生きるこの時代に生まれたリアルタイムなモノに愛着がよってきている。
夢と情熱をもって集めたオールドへドンは場合によって手放せるが、10代20代に買ったマイジェネレーションのへドンはどうしたことか絶対に手放せなくなってきた。
どう見てもオールドの方がかっこいい。それは間違いない。
だが、平成のへドンが自分の時代のへドン。ちょっと大袈裟だが同じ地層に生まれたもの同士。
この愛着はそういうところからきているに違いない。
そこにはファーストオーナーとしての自尊心も含まれている。
釣具だけじゃない。音楽もそう。

ウンデッドスプーク ついに復刻。

自分は平成のへドンが大好きだ。
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2019年01月07日

新年の再入荷

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BIVOUAC "Moss Bag サコッシュ" XXS LIBERAL ANGLERS SPECIAL
再入荷!!

野外に街に散歩に  釣りに。
旅行に参拝に通勤に 釣りに。

アムコと思えば思うほど、アムコに見えてくるユーティリティバッグ!

どれぐらい物が入るのか?という質問があったので、自分の中身を。

街に電車で出掛ける時。
鍵、財布、文庫本、携帯電話、カメラ。いつもとても軽装です。
これぐらいの量がベストの大きさです。
文庫本は時に手帳に変わります。ワッペンで遊ぶのもグッド。

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アルパカどうぐ店にて絶賛販売中。。。

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2019年01月06日

メキシコ紀行  アングラーズイン

未だに3日目で、ようやくエルサルトについたところのこの釣行記。
雑誌などにも追い抜かされ、とうとうDVDのリリースも迫ってきた。
まあ気にしない。
自分の描くことは記事にもなってなければ、DVDでも映ってない部分。

とりあえずは、この辺で帰ってきた時から最近もよく聞かれることを。

まずはフィッシングロッジ、アングラーズインでの生活サイクル。
時期によって違うのかはわからないないが、自分が行った5月後半はこのようなスケジュール。
朝五時半ごろにスタッフがドリンクを持ってドアをノック。
”グッドモーニング”と陽気な挨拶とホットなコーヒーの香りで目を覚ます。
フカフカのベッドから出て顔を洗い外に出る。まだ真っ暗。
コーヒーをすすりながらテラスへ向かう。滞在中は各グループに決められたテーブルがあてがわれる。
テラスといってもバーカウンターもあり、朝食時やメニューによっては野外キッチンで調理され、屋外レストランさながら。
朝食は簡単なビュッフェスタイルでアメリカのバスマンの列に並びドリンク、フルーツ、サラダ、ベーコンなどなどをチョイスしお盆に乗せてゆく。ラストにメインの卵料理。これはコックが目の前で焼いてくれる。目玉焼きかオムレツかスクランブルかを告げ、横に並んだチーズやオニオンなどのトッピングも選ぶ。
これがエルサルトでの自分の最初の難関だった。なんせ英語なんて中二レべルなのだ。とりあえず前のアメリカ人のオーダーに耳を傾け真似をしてみる。当然、うまく伝わらない。こういうときはやはり体を使うべき。”卵二つのオムレツをチーズ入りで”を両手の仕草で見事オーダー成功。
パンなどはホールスタッフに言えばテーブルに持ってきてくれる。ホールスタッフとは聞こえがいいが皆、男。男まさりの男達。
食事をすませたら部屋に戻りそそくさと準備に取り掛かる。この頃にようやく空が青白くなってくる。
6時半頃、ロッドを持って部屋を出てロッジの正面広場に向かう。そこに低重音を響かせるドでかいワイルドな車がスタンバイ。
水辺まではその大きな4WDに数人で乗りあって5分足らずで到着する。
湖面には何台ものボートがずらり。ガイド達が準備万端でアングラーを待つ。
小さな桟橋があり、そこから「フェラルド!」「ロレンソ!」と自分のガイドを呼ぶと、桟橋にボート廻してくれて乗船。
ボートはアルミ製。かなりの大きなボートで安定性抜群。何というメーカーかは忘れたが日本でもこのボートに乗っているバスマンがいるらしい。
ロッドと荷物も積み込み、椅子に座ったら準備完了。バモノス!
朝マズメ、広大なフィールドを猛スピードで突っ走る。毎朝、この時にとてつもない開放感を感じた。
だいたい毎回20分ほど一気に走ってポイントに到着。7時前後から朝の釣りがスタートする。
ボートには氷がぎっしり入ったクーラーが載せられていてビールに水にスポーツドリンクなど飲み放題。
グッドサイズを釣ると、ガイドは何も言わずともビールを取り出し蓋を飛ばす。わかってる。
それがエルサルトのお決まりならそれに従うのみ。それが旅の楽しみ方。おかげで調子いいと何本も飲まされる(笑)
メキシコビールといえば日本ではコロナが定番だが、ここではパシフィコってやつ。
マサトラン産のビールのようで多分ここではこっちが主流。暑い国独特の喉ごしのあっさりしたビール。
これが灼熱の下で飲むとジュースと化して全然酔わない。暑さとバスで中和されて、まるでノンアルコール化してしまう。
ただ調子乗ると後で反省する羽目に。
午前の釣りは10時半には終了。スロープには11時頃帰還。
再び車に乗り込みロッジに戻る。ロッジに戻ると、すぐにスタッフが”何を飲むんだい”と聞いてくる。
至れり尽くせりだ。自分はいつもノンシュガーのアイスティー。初日にこれを頼んだら石原裕次郎のブランデーグラスのようなので出てきて、それがとても気にいって毎日これに。このグラスで非日常気分と贅沢感がアップ。
この頃、外気温はおおよそ40度近くまで上がる。釣りどころではない..。
部屋に戻りシャワーを浴びて一服。
12時にはテラスにて楽しいランチの始まり。

つづく

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posted by ns at 23:15| 日記 | 更新情報をチェックする

2019年01月03日

トップウォータープラッガー列伝

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「伝説再び?!伝説のメキシコ遠征から40年、満を持してレジェンド=玉越和夫(スミス)が、 明石光正(アカシブランド)、元木正実(津波ルアーズ)を伴い再び彼の地へ。 10lbライン、スローテーパー、ヘドン、ハトリーズ・・・今や確立されたスミススタイル。 まさにそのオリジナルと、そこに端を発する二人のJapaneseスタイル、 そして再びメキシコで繰り広げられることになる歴史の一幕をあなたは目撃する!」



実際、家から自転車で15分もあればブラックバスの住む池にたどり着く。
もちろん邪魔くさい手続もいらないし、小銭さえ必要ない。。
なのにわざわざ片道2日もかけウン十万も払い遥か遠くのブラックバスに会いに行く。

バカバカしいことかもしれないが、ただただ旅をしたい。
そしてもっともっとブラックバスを釣りたい。

ただそれだけ。他に理由はない。

そういう生き様。

ちなみにフライヤー(裏面)に自分ものっけてもらってるけど、撮影日はほぼ釣りしてません(笑)。
釣ってるのは釣ってるけど....。
終盤、連日の喰いすぎ飲みすぎ釣りすぎで疲れ切ってセルベッサ飲んで玉越さんのサポートに徹してます!

ようやく「LEYENDA EN VAMONOS (レジェンダ・エン・バモノス)」
予約開始です!!

なんと2本組!204分にも及ぶ大作!!

アルパカどうぐ店まで
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2019年01月02日

Leyenda en Vamonos

1977年の暮れから翌正月にかけ、本場のバスフィッシングを体験すべくアメリカのサンディエゴそしてメキシコのオブレゴンへと旅に出た一行。
そのメンツは当時のバスフィッシングシーンの中心にいたそうそうたる面々。
則弘祐氏に、西岡氏、スミスの鈴木氏そして玉越氏などなど。
この釣旅での経験は、その後の日本のバスシーンの方向性にとても影響を及ぼしたと聞く。
日本初のシステムロッドであるスーパーストライカー(現ストライク)シリーズの基礎を決定づけたのもこの経験だったとか。
何より日本のトップウォーターバスフィッシングの礎を築き上げた先逹たちのこの旅の経験は、僕らが今楽しんでいるサーフェイスゲームの足元深くでしっかりと土台となって「今」を支えている。

あれから40年。
津波ルアーズとアカシブランドを伴い70歳となった御大スミスの玉越さんが再びメキシコへ。
40年間、日本で培ってきたスーパーストライクと独自のスタイルでメヒコバスに挑む。

昨年春、この遠征に運よく同行させていただきました。
道中含め10日間の長旅。本当に素晴らしい旅でした。
今月リリースされるこのDVDはその釣りの記録です。
レイクエルサルトの魅力を伝えるには濃厚で十分な出来だと思います。
見所は三者三様のスタイル。同じトップの釣りとはいえ全く違った釣りを展開します。
自分もちょこっと映っています。(笑)遠征後半の満身創痍で、もはや脱け殻状態ですが..。

個人的に遠征での釣趣の信条は”道中半分釣り半分”です。そういうわけで、ロットン釣具店およびアルパカどうぐ店でのDVD予約特典として旅を撮ったフォトブックを自腹で!もれなくプレゼントしようと企画しています。

まずはトレーラーが出来上がったようです。
どうぞ!!











posted by ns at 12:57| 日記 | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

2019

明けましておめでとうございます。

昨年も沢山の方々のおかげで充実した一年となりました。
本当にありがとうございました。

今年はそうこうしてる間に年号が変わり、新たな時代の幕開けを迎えます。
はたしてどんな価値観が生まれ、どのような方向に向かうのか?
楽しみでもあり、不安でもあります。もちろん釣りの話です。

どうあれ自分はサーフェイスゲームを日本のフォークロアフィッシングと位置付け、プライドを持って愉しみたいと思います。

リベラルアングラーズ は今年も引き続きブレずに”ブラックバス釣りの愉しみ方”を追いかけようと思います。

ロットン釣具店共々、今年も宜しくお願いします!!



日本で最初の釣り雑誌「つり人」
初代編集主幹 佐藤垢石氏の創刊号に寄せた「創刊之詞」(昭和二十一年七月一日)から抜粋

釣は、人類の原始時代から、吾々と深い因縁を持つているらしい。
釣らう。無心の姿で、釣するために釣らうではないか。  
釣りは、---人間の生活の、ありのままのものだ。釣することは、なにかの為になるなどと考えるのは、もうそれは釣りではない。
静かに、釣らう。虚心の姿で竿を握らう。
posted by ns at 02:27| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

フラッシュバック

先日、2018年最後のバス釣りとなるであろう釣行を終えた。
バスたちは沈黙を貫き、心臓を破ってくれなかった。
だが、とんでも無いことが判明した。
少し前に落胆しすぎて記憶が消えた釣行の話を書いた。ほんと何があったか思い出せない。ただただバスに全く相手にされなかった日と脳に刻まれている。
今回もそのときの同船者と同じ場所だったのだが、釣りを始めてしばらくしてから突然、彼の口からぶっ飛んだ証言が。
「この前この先でバイトありましたよね」
この不意打ちに、とっさに「ないない。この間は全く何もなかったやん」
「いやいや、ええバイトありましたよ」
「絶対ない!それ誰かと間違ってるやろ」
そんな全く噛み合わない平行線のやり取りとなった。
その最中、少し先の朽ちた切り株が目に入った。
その瞬間、一瞬にして脳がフラッシュバックを起こした。
キャストの弾道からルアーアクションにバイトしたピンスポットに感触までも全てが鮮明に蘇った。
思わず口から「コワッ」。確かに自分はここでバスに襲われた。間違いない。
なぜ記憶から消えていたのか?
さらに駄目押し。同船者から恐怖の通告。
「そういえばこの前、あっちの岬で一匹釣りましたよ」
それに対しては「いやいや、それは絶対ない。そんなん忘れるわけがない」と断固否定。
が、「確かそのルアーですよ」とラインに結んだザラゴッサJr.を指差す。
心の中で「絶対ない、100%ない」と唱えながら水面を踊るザラゴッサJr.を眺めてると.....。
フラッシュバック。
バスが追いかけてきてプラグをひったくったその光景が、またしても鮮明に蘇った。
小型のバスだったが、その野生の一部始終がリアルに戻ってきた。
確かに釣った......。

一体どうしたことか?
大丈夫なのか、頭?
笑える話だが、よくよく考えるとおっかない。
自分自身を心配する。。
しかし切り株やルアーのアクションを見て記憶が一気に蘇る瞬間はとても気分がよかった。
一匹だが2度釣った気分を味わえた。


この日の釣りは本当に何もなかった。

はず? いや、絶対にない。

でも次に彼に会ったら「あのバス最高でしたね」と、言われたりして.....。
そして見事なジャンプが目の前に現れたら・・

そのときは、直ちに病院に行きます...。

posted by ns at 00:53| 日記 | 更新情報をチェックする