2018年09月20日

Tsunami Jamboree !

Tsunami Jamboree へ!

jamboreeという響きが良い。
jamboreeとはボーイスカウトの集会の呼称。
架空のバスクラブ「OLD BOY SCOUT」を主宰する自分としては身内の不幸がない限り断固参加を決めていた。
しかも実在のバスクラブ「OLD BOY STOUT」を旗揚げ準備中とあっては何が何でも足を運ばなければいけない。

何より津波ルアーズ20周年を祝う集会。
しかも水辺でのキャンプスタイル。

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つくる君とユウスケ君
子供の背中に希望をもらう。

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20年の軌跡
ボロボロのプラグに力をもらう。

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そしてまたボウズ。
ノーフィッシュに大志を抱く。

津波ルアーズのテーマであるLOVE FISHING, MUSIC AND PEACE を形にしたような平和な集まり。
フッと思う。なんて不思議で素敵なことだと。
たかがルアーだ。されどルアーだ。
そんなルアーに人生を変えられてしまうということが、確かにあるのである。
ルアービルダーという風変わりな生業。
極めて不安定で、約束された保証もない。
よっぽどサラリーマンをしてる方が楽で安心である。
しかれども信念を貫き、ひたすらルアーを作り続ける。
夢も希望も..、否や、人生そのものをブラックバスとルアー造りに賭ける。
その覚悟と決断たるや。
ほんと大したものだと、そう思う。
敬意を持って心から応援したい。
最後の最後まで見届けたいと、そう思う。

改め、津波ルアーズ20周年おめでとうございます。

まだまだ、これから。
posted by ns at 23:49| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

ゲームフィッシング

スミス玉越さんが特大バスをキャッチのしたニュースが飛び込んできた。

琵琶湖で65センチ12ポンドだという。
そして何よりシビれるのが、使用ラインが10ポンドナイロンだという。

今年春、メキシコに同行し、じっくり一緒に釣りをして校長の”釣り”を目の当たりにした。
おんとし70歳の大先輩で現役トップウォータープラッガーの妙技とプライドを目の当たりにした。
あの極まった拘りの釣りの前で、自分は自らの釣りをあの域まで追求できるのか?と自信が揺らぐほど。
真の意味でゲームフィッシングを感じた。

自分らはバスを釣るために、何が優位なタックルかを模索する。
できる限り主導権を握ろうとし優位に立とうとする。
だが玉越さんは違った。
主導権の奪い合いを楽しんでいた。
もちろん、満足ゆくプラッギングのためのタックルであるが、できる限りバスにアドバンテージを与え、ゲームをフェアに近づけようとしているように見えた。
ストロングタックルでのパワーフィッシングも間違いなく正解だが、まるで合気道のような”柔よく剛を制す”のような技の釣りもまた一つの答え。

自分の周りの釣友は琵琶湖に行く時は必ずタックル&ラインを強化する。
それは言ってしまえばセオリーだ。
だが10ポンドラインで65センチ12ポンドを釣ったと聞くと、なんだか訳が分からなくなる。

これはさすがというしかない。真似のできない釣技というしかない。
何より10ポンドラインで琵琶湖に挑む勇気がない....。

結果が意味するものは、玉越さんは10ポンドラインで60オーバーを獲る「自信」を持っていたということ。

もう、まるで仙人のようだ。

シブすぎる.....。





posted by ns at 22:58| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

しっぺ返し

いつかその時は来ると覚悟はしていた。
勝ち逃げ。釣りという世界にそんな甘い言葉は存在しない。
どこかで必ず帳尻を合わされるのが釣りの習わし。
今期、好調が続けば続くほど、不穏な空気が心の底に溜まってゆくのを感じていた。

雨の週末。
それぞれ他県の4人が集まり、遥か遠くの地に釣旅に出かけた。
もはや毎年恒例のライフワーク。
大雨の為、釣りは土曜日の朝のみとなった。
イザベラバードが140年前に見た雨の日本の山河。
きっとそれとほとんど変わりないような情景を眺めルアーをひたすら流れに打ち込む。

友人達はそれぞれ見事な魚を釣り上げ、顔がほころんでゆく。
が、自分のルアーには一向に喰いつかない。
度々襲いかかるが一向に針がかりしない。
ようやく針がかりした魚も、その姿を見て喜びに浸ってると、上手に逃げていった。
こうなるとダメ。何をやってもダメ。
清算の釣りと受け入れるしかない。

結局、自分だけボウズ。
それもよし。これがあるからさらに釣りに夢中になれる。

釣りが終われば、もうひとつの愉しみも。
地のお酒と肴。こいつらは逃げない。

年に一度だけ訪れる街にも、どんどん思い出が積み重なってきた。
旅は本当によい。

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posted by ns at 23:06| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年09月06日

猛威の台風から

ニュースで今世紀最大級と言っていた。
厳重警戒と呼びかけていた。
携帯のアラートがしつこく鳴り続けた。,,

上の空半分で聞いていた。

そもそも、生まれてこのかた台風なんぞに恐怖を浴びせられたことがない。
よって、やにわに最大限の心構えと警戒をと言われてもなにをしてよいのやら。
それどころか、たかが強風やろとココロのどこかで軽視。

結果、敗北。
まだまだ自然の脅威を理解していなかった自分の未熟さに。

街のダメージは深刻。
全てが元に戻るには相当な時間がかかりそう。
いや、元に戻しては意味がない。この経験を活かすべき。

電気のない生活を余儀なくされ、アンプラグドな生活にちょびっと感化された。
この台風を教訓にして、早く元の生活に戻すのではなく、新たな生活を始めようと密かに企む。

「嵐からの隠れ場所」ボブ・ディラン





posted by ns at 21:05| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

夏の音楽三昧 その3

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8月21日
いよいよこの日がやってきた
今年一番、音心テンションがあがったカマシの来阪発表。
ついに現代ジャズの最高峰といわれるカマシ・ワシントンを目の当たりにする。
コルトレーンを見ることができないこの時代、カマシを目撃することはそれに匹敵すると思う。
とはいえ、ジャズのライブを見るのは初めて。
若い頃、ジャズといえばやはりお堅いイメージだった。
でも今ではそういう考えはナンセンス。
街で見かけるスケボーに乗った若者でさえ、ヘッドフォンでジャズを聴いてる時代。
一体どんなライブに、どんな現場になるのか、とても楽しみだった。

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アッという間の2時間。衝撃の体験。
マヅメ時の釣りの2時間と変わらぬスピード。
一瞬一瞬を興奮して体感したため記憶にもはっきり残っていない。
終わって心に残ってるのはただただ満足感のみ。
当日券も出たせいか、会場内ギッシリのオーディエンスでパンクのライブとなんら変わらない状態。
前の女の子は激しく踊りまくるし。。
何より演奏が素晴らしすぎる。全てのメンバーにソロの見せ場があり、煽るのなんの。
そしてカマシの圧倒的存在感。ただでさえ体が大きいが、それ以上に大きく見えた。
奈良の大仏なみ。手を合わせたくなるほどの輝き。
まあともかく全てが完璧なショーだった。
もはや伝説を目撃した想い。

思うに釣りも音楽も記憶が曖昧になるぐらいが至高の時間。

この夏は本当遊んだ。こんな贅沢していいのか。
しっぺ返しが来そうで怖い。






posted by ns at 12:58| 日記 | 更新情報をチェックする

ハンティングにはチェック

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薄手のネル生地。
地味で派手な配色のチェックの切返し。
どこか季節の移ろいを感じさせるこのアイテム。
春から夏 夏から秋 この時期のグラデーションにピタリ。

伝統的ハンティング感をフッと感じてセレクトしてみました。

釣人が釣場でキメないで、どこでキメる?

アルパカどうぐ店に入荷。。
posted by ns at 11:06| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

夏の音楽三昧 その2

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電車とバスを乗り継いで和歌山片男波海岸へ
慣れない移動方法で、もれなく迷子に。
和歌山駅から直通バスが1時間に1.2本。まだまだ時間があるので適当に近づこうと、適当なバスに飛び乗ったが、、大間違い。
灼熱の昼下がり、ビール片手に見知らぬ路地を徒歩で彷徨い、和歌山ローカルフェス”紀州ロックインパクト”を目指す。
途中、大きな音が聞こえたのでその方向に向かうが、残念、学校。
気合の入った吹奏楽部の練習。暑さのせいでビルヘイリーに聞こえた。
しばらく進むと、道すがらで小さな河川にぶつかった。覗くとキビレの大群。
下れば海だ、しかもそう遠くないと、キビレに縋る。
途中、沈船の渋さに若干足を止められたが、30分ほど歩いてようやく海へ到達。
最後の決め手は、徒歩で海水浴へ向かうギャルたちだった。
カメラを首からぶら下げた汗だくの中年が、その後を追う。
冤罪覚悟でギャルに縋る。

苦労してたどり着いた甲斐があり、ビールがうまいのなんの。
サウンドもグっと心に響く。体もフワッと弾む。
無事、友人たちとも落ち合う。
平常に接したが、胸の内は絶叫。

なんとか目当ての2バンドにも間に合った。
期待以上に素晴らしかった韻シストBAND。
暑さを忘れさせてくれるような、清々しいそよ風サウンド。
ほんまにええ。ほんまに素晴らしい。


そして狂釣人小松氏率いCOKEHEAD HIPSTERS!
もはや大ベテラン。
相変わらずハード、だけど渋みが増して、イカした大人のための..って感じ。
いい歳のとり方してるよなあ、ってちょっと嫉妬気味に観た。
なんかこういうの見せられると若気がザワザワして、狼男に満月。
釣りしてる時はとても紳士的ハンターな小松さん。釣り人としても魅力ある先輩である。



夏、海、ライブ。
は、
夏、川、バス釣り の次に匹敵す。







posted by ns at 18:11| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

夏の音楽三昧 その1

15.6の頃、THE CLASHのコピーバンドをやっていた。
若気の至りで同じ経験を踏んだ人ならわかるとおもうけど、とにかく先ず初期のナンバーを演奏したいという衝動に突き動かされる。
シンプルなので大抵の曲は勢いでなんとかなってしまうのだが、数曲は厄介な曲があった。
その一つが「(White Man) in Hammersmith Palais」。
邦題は「ハマースミス宮殿の白人」だ。パンクナンバーではなくレゲーナンバー。
若気の勢いが全く通用しないお陰で、各パートの下手さが見事に浮き彫りになってしまう。
そんな訳でこの曲は避けたのだが、VO&G担当だった自分は家で歌の練習だけはやった。
歌詞の内容はストラマーならではの他のアーティストを名指しで否定するやつ。
エルビスもビートルズもストーンズも名指しで否定するストラマーがこの曲ではジャマイカのアーティストやフォートップスを叩く。
ほとんど知らないアーティストだったが、「♪Ken Boothe for UK pop reggae♫」のこの部分は発音がそのままで歌いやすかったので「ケンブース」という名だけは頭に刻まれた。

のちにケンブースの偉大さを知ることになるが、ストラマーの洗脳でどこか心から愛せない音楽という位置づけだった。

そんなケンブースをこの夏、観に行った。

なんてピースフルなライブ。
ストラマーの言う通り、そこに反逆心なんてものはないが、そんなものはケンブースの音楽に必要ない。
年老いても大勢のオーディエンスを片っ端からハッピーにするパワーに感動。
70歳らしい。あんな老人にどうやったらなれるのか?
やはり音楽ってもんは素晴らしい。心に染みる貴重な体験だった。

そういえばスミスの玉越さんも同じ歳だ。
校長の限りなく溢れる釣欲も、感銘を覚えるほど凄まじい。
純粋無垢の上、狂気すら感じる(笑)。

要するに釣りと音楽は長寿の秘訣ということ、か?。

に、してもクラッシュはやはり特別な存在。
だが、その呪縛(思想)に囚われて見落としてきた音楽も沢山ある。
釣りも同じ。
開高先生や則さんは特別な存在だが、お陰で見落としてきた釣りが散々ある。

まだまだ世の中、楽しいことだらけ。
偏見を疑え。
リベラリズムのススメ。





posted by ns at 22:16| 日記 | 更新情報をチェックする

20

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祝20周年

これまでルアービルダーの工房にお邪魔して一番衝撃を受けたといえば、悩むことなく「ハンドサムの旧工房」だ。
そこには全てがあった。
夢に苦労に技術に拘りに..全てだ。
十数年前、ある雨の日に訪れたその場所は、玄関を入ると全くの異空間。
空気が張り詰めていて、緊張感さえ漂っていた。
木材とシンナーの混じり合った匂い、壁に貼られた確か昭和56年だったかの日付のバスの魚拓、そして作りかけのハンドサムプラグ。
いまだに鮮明に脳裏に焼き付いている。

今覚えばあの時点ではハンドサムのプラグを全然理解できていなかったとおもう。
自分の感覚が未達だった。そういう気がする。
その時の釣行で聞いたSNORKの話。
ハンドサムはリアル系という話。
側線を意識したプラグ作りの話。
他にも興味深い話をたくさん聞いた。
自分はウムウムと感心して聞いていたが、実はほとんど理解できてなかったように思える。
ただあれから十数年、色んな経験を経ていく中で、あの時の会話の内容がジワジワと鮮明に色帯びてきた。
同時にハンドサムのプラグの「凄み」というものが突として感じられるようになった。

しかしながら真摯なモノづくりは、とどまることはない。
今年の春に名古屋で行われたアングラーズマーケットなるイベントにレトロムさんのお誘いで参加した。
生まれ持ってのプラグ好きな自分は持ち場を離れ会場の隅から隅までくまなく新旧のプラグを物色した。
そしてとあるプラグの前でクギ付けとなった。この日もっとも心が奪われた。
それはハンドサムの新作だった。
明らかにこれまでと何か異なる雰囲気を纏っていた。
言葉で言い表せない魅力に悔しさを感じた。
感覚ではものすごく惹かれてるが、何がそうさせてるのかが全くわからない。
また一段先にいってしまって、再び、見失った...というか、、。

20年というキャリアが成せるもの創り。
継続は力なり。という真意をまさに具現化している。

ただこれだけは言っときたい。個人的主観ながら。
ハンドサムのプラグは、その精密な造りから「高い技術」が取り分け評価されることが多い。
それは周知の通り、群を抜いているのは確か。だが魅力の核心はそこじゃない。
どんだけ綺麗に美しく仕上がっていても、バタ臭い「バスプラグ臭」が全然抜けていないところ。
この兼ね合い具合がとても絶品だと、そうおもっている。

全くもって20年も続くということに理由がないわけがない。
全くもって、ぶっ飛んでる。


9/29(土) 有志の方々が主催でハンドサム20周年記念パーティーが開催されるようです。
詳細はこちらから→
https://ameblo.jp/shimaq-pma/entry-12398428842.html?

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posted by ns at 12:39| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

20

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祝20周年。

1990年代、昭和のトップウォーターシーンは一旦鳴りを潜めていたが、そのしっかりと構築されたプレートは水面下で確実に動いていた。熱狂的なファンが生み出す歪みはどんどん蓄積され、ついに90年代中盤に差し掛かろうという頃に大激震。実際の災害は勘弁だが、この時の水面の揺れには発狂したもので。
今も十分面白いのだけども、あの頃は何かと手探りというかシーン全体がまだ未熟で錯乱的な熱気に包まれ電撃的な刺激の連続だった。
ネットなんてものが普及していないので情報源は雑誌か釣具屋か釣り場のみ。
毎月毎年と新たなブランドが登場しては消え、挑戦的なデザインのプラグが世に放たれ日本の水面が賑やかになっていった。
自分はそもそもアメリカンオールドプラグに夢中だったがライフベイトとパラノイア、そしてクワイエットファンク の登場で日本のプラグに一気に心移りした。もちろんバルサ50とハトリーズは別格だ。

ある日、行きつけのお店でショーケースに並ぶ「ネズミ」という名のプラグを進められた。
それが津波ルアーズとの初対面だったと思う。手作り感丸出しのそのプラグ。
はっきり言おう。
その時に20年も続くとは、全く思わなかった(笑)

が、今、思う。
20年続いて当然。
理由は色々あるが、一つ挙げるとしたら、それは「独特感」。
「毒徳」という言葉を当ててもいい。
世の中は、何もかもバランスが重要だと思っている。
バスプラグたるものも然り。
性能や美しさ、伝統やステイタス。
それらを満足させてくれるブランドは沢山あるが、津波ルアーズは自分的にはそこには入らない。
その対角で常に独自なプラグ作りをひたすら続け確固たる根を張ってきた。
『実』を生むのではなく『毒』を生み出してきた、とそうおもう。
そのポジションが「独特」なのだ。「毒徳」なのだ。
今やこのシーンのバランスの均等にはなくてはならない存在となっていると断言しよう。

全くもって20年も続くということに意味がないわけがない。
全くもって、ぶっ飛んでる。

津波ルアーズ 20周年イベント 津波ジャンボリー
9月16日(日) @ 琵琶湖 マイアミ浜オートキャンプ場
詳細はこちらで


自分は津波ルアーズの魅力をよくこのように人に説明する。

「不器用なプラグたち」

万能ではないが何かに異様に長けている。

不器用だが一生懸命な人間が大好き。
それと同じ。

posted by ns at 22:10| 日記 | 更新情報をチェックする