2017年04月26日

Diamond Rattler

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昔はアメリカのバスプロへ憧れを抱いたこともあったが、それも今となっては遠い思い出。バスプロへのイメージ自体がまるっきり変わってしまった。喩えるならエルビスの若かれし頃と晩年の姿ぐらい印象が違う。まるで映画スターやロックミュージシャンまたはプロレスラー並みの別世界の存在だったあの頃のアメリカのバスヒーロー達。中でも帝王ローランドマーチンはやはり別格。日本のバスシーンにも多大な影響と衝撃を与えたのは言うまでもない。全盛期はメジャーリーグのトップ選手並みの年収を得るほどの、まさにスーパースターだったとか。1970年にB.A.S.Sにデビューするやいきなり好成績を連続し「bright new star 」と評され、3月19-20日の第2戦のミノール湖ではビルダンスなどを抑え早くも初優勝を勝ち取ってしまう。ルーキー時代からトップ争いに絡むその勢いはまったく衰えることなく、そのまま一気に帝王と呼ばれるまでに上り詰めていった。
まさに怪物バサー。
ところでそのローランドマーチンがデビュー第2戦目にして初優勝を成し遂げた記念すべき日のウイニングルアーを知る人はどれぐらいいるだろう。
パターンフィッシングを提唱し続けるローランドマーチンが、そのパターンにはめ込み優勝をかっさらったトップウォータープラグのことを。
そのプラグの真の実力を知る人はきっと少ないとおもう。なぜならそれほど人気がないから(笑)
自分はその実力を知っている。15年ほど昔、雨の降るありふれた日がとんでもない衝撃の一日となった。その後、まるでザラハントの如くそのプラグを必至で集めた。爆発せずにアメリカや日本に埋もれたままになっているその不発弾をかき集めた。
万能とは言い難いプラグだが、ただしパターンにハマった日にはあの歯でルアーも指もボロボロになってしまうという不気味な爆弾プラグ。

1970年のB.A.S.Sのデータにしっかりその名が残っている。
帝王ローランドマーチンの記念すべき初優勝のウイニングルアー

Local Topwater bait "Diamond eye Rattler"

ローカルと記されてることから当時アメリカでもマイナーに属するプラグだったことが伺える。
優勝後、ラトラーのパッケージにはローランドマーチンの写真とコメントが入った。しかしローカルメーカーの運命は短命。その後、この時代に姿を消した多くのルアーメーカー同様、資本主義社会の流れにもまれ消滅。
きっと田舎もんの熱狂的なバスファンが乱心するほど惜しまれての閉社だったはず。
たぶん。そうであってほしいという妄想。。

そんな無冠の名作ダイヤモンドラトラーのデッドストックがレトロムからmaeyama baseカスタム(リペイント)で登場する!!!!

ラトラーファンの自分にはまるで新色が新発売するほどの嬉しいニュース。
しかもご好意によりアルパカどうぐ店でも発売決定!

昔のバタ臭い頃のバスプロに憧れたことのある方、これは必需品です!

狙いは、雨の日 です.....!。

4/29日発売予定(多少ずれ込むかも)
よろしくお願いします!!

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posted by ns at 23:35| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

キングオブノイジー

津波ルアーズから十数年ぶりにビートキングJOINTEDがリリースされる。
アルパカ屋ではレギュラーリリースの別注を製作する気は全くなかったが、あのデザインを落とし込みたいプラグってのが何種かあって、それを個人的にコンプリートさせたいというわがままからロットンではなくリベラルアングラーズリミテッドとして今回製作を依頼するに至った。

カップノイジーの元祖はいわずとしれたフレッドアーボガストのジッターバグ。
約80年前、元々はカップの角度が逆にセットされていてダイバールアーとして売る出すつもりだったが、発売前に決定的な欠陥が発覚。その致命的なエラーから機転を利かせてカップを引っくり返しトップウォータープラグに方向転換してみたところ、あの見事なアクションがうまれたという。いわば偶然の産物。その苦肉のアイデアがバスプラグの歴史に大きな足跡を残すこととなった。
その後、世界中で様々なカップノイジーが登場し、バスプラグの絶対的システムとなり今もその歩みは続く。そして日本でも、日本人の得意なアレンジが加わったものが次々登場した。
その一つが津波ルアーズのネオ・ビーツ・シリーズとなる。
元々、カップが固定されたノイジープラグを作っていたが、テスト時に横着をしてヒートンやネジをきちんと締めずにキャストを繰返していたら、たまたまあのサウンドが鳴りはじめた。そんな話を昔、本人かその周辺にいた方々から聞いた記憶がある。そのサウンドをさらに誇張させるために発展させたカラクリがネオ・ビーツ・シリーズの骨子。
世の中の様々な傑作には、偶然から生まれたものが非常に多い。
1930年代からの偶然の連鎖で引き継がれたこのカップノイジープラグの末裔。
そんな日本のキングオブノイジーにどうしてもこのカラーを乗せてみたかった。
古き良きアメリカの田舎っぽさと日本発オルタナティブバスプラグの融合。
タイトルはカウツキーの逆襲。このいなたい感じがバスプラグにはよく似合う。

思えば、はじめて見た60アップのブラックバスはネオビーツサウンドで同船者が釣った魚だった。

これといって根拠はないが、このプラグは池原ダムで伝説を造りそうな気がする。

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5/2発売
先行予約受付中
アルパカどうぐ店のれん
posted by ns at 23:23| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月12日

セルボニアン



4月になると「新生活応援キャンペーン」って商売文句をよく聞くが、この歳になるとほぼ無縁で無関心。しかしそんなんだから老いぼれるスピードが加速するばかりだ!と今年は決起、世間に便乗して何かをはじめることに。
遂に「セルボーンの博物誌」に手を出す。
西洋では「釣魚大全」と並ぶ人気の古典的自然文学。1789年出版、しかも異国の産物とあってどういう心構えで読めばいいのかさっぱりわからない。今までずっと気にはなっていたのだがいっさい手を出さなかった。その理由は釣りと無関係だから。反して、なぜ気になっていたかというと翻訳の西谷退三という男が気になるから。
他の翻訳者のものもあるが、やはりそれらには全く興味がない。ようするに作者や作品への興味ではなくこの翻訳者への興味が抑えられなくて購入したといえる。
このいきさつを話すのは初心者のバックラッシュを紐解く面倒臭さと同じようなもの。随所だけ並べると、この翻訳の原本は西谷退三の死後、その書斎で見つかった。結婚もせず一人孤独に50年以上も「セルボーンの博物誌」の研究に取り組み完成させ息を引き取った。それを発見し発刊発起人となったのが西谷の数少ない友人である森下雨村。森下雨村は日本の探偵小説の父と評され自ら編集を振るった雑誌からは江戸川乱歩や横溝正史などを世に排出した立役者。その雨村は50歳で都会での名声をあっさり捨て故郷の高知県佐川に戻り釣りと農業をしながら余生を過ごした。西谷とは同郷の友。その雨村が残した釣り随筆がとにかく大好きでお風呂では大抵雨村尽くし。さらに雨村は日本のブラックバッスの父ちゃん赤星鉄馬とも交流があって、赤星主宰の「えび鯛倶楽部」のメンバーの一人でもあった。
結局、バスからの繋がりということ。
わかりやすく順番でいうとブラックバス→赤星鉄馬→森下雨村→西谷退三→セルボーンの博物誌ということ。

そんなわけで「新生活応援キャンペーン」に乗っかり、めでたくセルボニアン候補生となったわけだ。
時を同じくしてTWJのマフも手にした。まるで生き物。
よい道具は生き物としての存在感がある。

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2017年04月07日

L.A.R.U

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たかだが8年前のものだが自分にはこの一群の発見はまさに”発掘”という言葉が的確だった。
個人的にツボにハマったのもので、さらにはもう市場からなくなってしまっているものがドサッと見つかってしまうということはなんて心躍る素敵なことか。
それが昨年の津波Luresのオリジナルファブリックによるバッグ類。
実はこの発掘には、更なるオマケがあった。
製作を請け負った会社から出てきたものはサンプルバッグの他に制作時にでたハギレが数メートル。
近年、いつの間にかダックや帆布といったタフな生地に魅了されていて、ついには収集にまで手を出しはじめている自分には目から鱗の逸品だった。
その後、それらの生地は、なんらかのアイテムに姿を変え世に放とうと手を挙げたL.A.R.Uに委ねられている。
それほどの量もないし、歪な形のものばかりなので多くのものはできないが、ワンオフ少量これっきりのタフアイテムをアルパカどうぐ店で販売することとなりました。
第一弾として、再びクッション。またクッション。
好きなんですクッション。たかがクッションされどクッションです。
クッションというものはほんとに便利なものでして、その活用法に気づいてない人がほとんだとおもいます。一般的にクッションは室内で使うものですが、全然外に持ち出してもいいとおもいます。むしろ大活躍する道具です。
このクッションは丈夫な帆布を使っていて、中身のヌードクッションは容易に取り替えできる仕様なので、汚れもヘタリも気にせず乱暴に使って頂いて大丈夫。
家に置いてても、車に積みっぱなしにしてても、キャンプや釣りに持ち出しても存在感抜群です。
完全メイドインオオサカ!

遊びのお供に。休暇のお供に。友人へのプレゼントに!
ライフスタイルのメイキングに!

LIBERAL ANGLERS RUSTIC UNION
OUTING CUSHION
COOPERATE WITH TSUNAMI LURES

MATERIAL:TSUNAMI LURES ORG PRINT 6号帆布
SIZE: 420x420
COLOR:Sunset / River Blue 
プリントデザインは総柄となりますので、柄は一品一品ランダムな配置となります。
予めご了承ください。

Price 5400yen


アルパカどうぐ店 入口

posted by ns at 22:47| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

熱狂者

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ほぼ驚嘆の叫びしか発しない二人。まさに熱狂者。
内容の全貌が明らかにされていないのでよくはわからないが、とにかくクローラー井上とスエさんが昨年末からコロンビアに釣行した映像が記録されていたようでMAKIE-TVからDVDが緊急リリースされるらしい。
とにかく凄い内容!らしい。
本編を見ていないから何とも言えないが、井上マンとの会話での彼の興奮度合いから察するにダイハード並みに凄まじいと予測する。このトレーラーでもそれは伝わる。
日本でブラックバスを狙っていて、一年に1回あるかないかの一生モノの凄まじいバイト。
それが連続する恐怖体験。
純粋に海外でのトップウォーターフィッシングと見るもよし、流行の怪魚ハンター的に見るもよし、自分の様にアクションムービー的に見るもよし、アニマルプラネットのドキュメント的に見るもよし!こういうものは360度全方位から楽しめむべし!
我らが愛するブラックバスではないが、いとこのような魚。恐るべし!!
そしてクローラーは、これからどこへ向うのか!?
これも今後の楽しみの一つだ!

バス狂いのロットン釣具店では、頑固として日本ローカルであるトップウォーターバス釣り文化へのクソ真面目で一途なプライドを命懸けで貫きたいので、ラージマウスバス以外の魚は取り扱えません。
よってこのDVDは自由主義のアルパカどうぐ店で 販売いたします。

乞うご期待!!

ご予約も承ります!!

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posted by ns at 01:14| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

Lo-Fi

デニム履いてバーガー喰ってコーラ飲んでロックを聞いてバスを釣る。
時代が時代なら、これ非国民というやつ。
でも現代の日本はそれなりに平和で、自分のようなアメリカ俗文化大好き人間には事欠かない環境が揃いに揃い、横文字文化がまるで日本のスタンダードであるかのように行き渡っている。
アメリカは移民の国だと言うが、戦後以降のこのような日本の世俗でどっぷり生まれ育った自分も、もはや半分ほどは精神的アメリカ移民といってもいい。しかしながら日本が長い歴史で育んできた”気質”も誇りとして揺るぐことはない。

ストレートに言うと自分の好物はアメリカからやってきて日本の趣向に一捻りされたカルチャー。
アメリカンスピリッツと日本の心を両方持つものに強く魅了され心躍る。
ブラックバスのサーフェイスゲームなんてそのもっともたる代表。
そしてレトロムのJutting Joeもまさにそれにあたる。
Jutting Joeの試作をはじめて見たのは2015年の終わり頃。衝撃だった。もしもヘドンがBASSERをスプーク化していたら......。夢の計画だった。あれからなんども試作を繰返し遂に完成したこのプラグはまさに純正のバスプラグ。アメリカンスピリッツを感じさせつつも絶対日本人にしか造れない優れもの。良き時代のラフなアメリカンクオリティーを日本の繊細な技巧で蘇らすという素敵な矛盾。ハイクオリティーのLo-Fiプラグとでも言おうか。古モノ好きを戸惑わす新しさ。新しいもの好きを悩ます古さ。その風貌に時差ボケならぬ時代ボケを起しそう。これはBASSERであってBASSERでない。新品であって古物でもある。
オールドタックルを知り尽くすレトロムだからこそ成し得た純日本製アメリカンプラグ。

とにかく、なんというか、”格好よい”
これに尽きる。

そして、なんといってもこのプラグの最大の魅了は、水面でのアクションに凝縮されている。

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posted by ns at 23:56| 日記 | 更新情報をチェックする