2018年05月17日

タコスとルチャリブレの国へ

大好物はタコス、子供の頃の憧れはミルマスカラス。
メキシコを意識したことはないが、どうやらメキシコのものに惹かれる傾向がある。
だが正直、メキシコのブラックバスにはなんの興味も......なかった。

去年の12月初旬だったか、大阪新町の音楽好きの集まるとあるバー。
その夜はコロナwithアンツのライブだったのでフラリと遊びに。
上質な音楽と美味い酒に上機嫌でほろ酔いだった自分に津波ルアーズ元木さんからの唐突な悪魔の誘い。
「メキシコ行かへん?」
本当はT字路Sの篠ちゃんが行く予定だったけど、彼らにとってどうしても外せないフェスの直前というスケジュールとなってしまい泣く泣くのキャンセル。篠ちゃんの代わりとなれば自分しかないでしょということで、完全に場の勢いで軽くOK。
音楽とお酒とブラックバスのカクテルには理性なんてもんは太刀打ちできない。
ただ夜遅くにまともな判断ができない事も自覚しているので3日間の猶予をもらう。
そして次の日、はじめて背筋を伸ばして真面目にメキシコの釣りのDVDをみてみた。
はっきり言って、そこに映るものはイメージしていたものとは違った。
勝手に「簡単にたくさん釣れる」というイメージを抱いていたが、そこに映るのは何かと苦労して1匹1匹を釣り上げていく姿。
つまり簡単には釣れていない。日本とは違う「難しさ」があって「面白味」があって「醍醐味」があるようだ。
それを感じさせるのは他ならない釣り人たちの興奮度合い。
見終わった頃には、心は半分以上メキシコのバスに惹かれていた。

そしてこの旅のスパイス。それがメンバー。
津波ルアーズ、アカシブランドはもちろん,そこにスミスの玉越さんも加わった。
これまで表立って交わる事のなかった面白い組み合わせ。色々、思うことがある。
まあ話せば長くなるが、今回の旅は昨年夏に渋谷の東急ハンズで行なった催事「フィッシングサファリ」でのトークショーがターニングポイント。あの時、自分もその場に居合わせたので、これは「成り行き」だと感じた。

素敵な話だ。
おおよそ40年ほど前にアメリカそしてメキシコのバスポンドに足を踏み入れた日本のバスマン達がいる。
そのメンツは日本のバスシーンの黎明期を支えたメンツ。
さらに言えば日本の独自のバス釣り「サーフェイスゲーム」を築いた面々。
その時のメンバーの一人が玉越さんである。同行は則さんや西岡さん,乾さんなど錚々たる先達たち。
帰国後、その旅で見てきたものに触発されスミス社の銘竿スーパーストライク(ストライカー)が生まれたと聞いた。
それから長い時を経て、そのスーパーストライクを携え再びメキシコへ玉越さんが行く。
同行するのは現在のトップウォーターシーンを90年代から盛り立ててきた心強い2ブランド。
これはまさにドキュメント。そんな素敵なストーリーを自分の目で目撃したいと強く思った。

最後の決め手は「バカバカしさ」。
津波ルアーズ&トップブリッジのメキシコ釣行のDVDで最後の日に元木さんがメキシコまでバスを釣りに来る事の「バカバカしさ」を語っていた。。
「バカバカしい」ことが小さい頃から無性に大好きな自分にはドキッとした。
自分の溺愛する物事を「バカバカしい」「くだらない」と表現する。
これは最大限の感情を超えた時に出てくる言葉。
「素晴らしさ」の最上級表現である。これ以上の言葉はないのだ。
同じバサーとして聞き捨てならない言葉。

あとは決断,否や、覚悟を決めるだけとなったわけで。


そんなわけでこの週末から10日間の遠征。
メキシコのどこぞの湖でロッドを振ることになりました。

ほんとバカバカしい人生です。
あちらのバスがどれほどバカバカしいのか、体感してきます。


帰ってきたらそのバカバカしさをバッチリ、リポートしますのでこうご期待!
posted by ns at 01:28| 日記 | 更新情報をチェックする