2016年12月12日

察知

KIMG706.jpg
友人Yは鋭い。
何かと鋭い。
モノの見方が歪んでるのか、他人の気づかない部分または見えない部分にズブリズブリと感覚的ナイフを刺す。
こういう人間は自分の目にはとても漫画的に映る。滑稽で愛らしい。
漫画と言っても見下げてるわけではない。
手塚治虫からつげ義春、白土三平に水木しげるなんかが大好きな自分の感性がそう思わすのだから、漫画的という表現はとても王道で上等なヒロインの意。
この写真。先日、彼は釣りの前、水面を見渡せる位置で足を止め、水面を睨みつけた。
何かを察知したのか、そのまま目を瞑り、空気を胸いっぱい吸い込む。
そして、すました顔で「今日はやばいことになりますよ」と。
いきなり、そんな漫画的な顔と台詞を浴びせられたら、一気に期待が膨らみ、早く次のページをめくりたい衝動に駆られる。それはまさに劇漫画の一コマ。これからもの凄い展開が待っているに違いない。
この男が予想だにしないストーリーを見せてくれるのだ。と。

結果、シンプルにノーバイト。
まるで新聞の4コマ漫画のような結果。

「さっさと温泉行きましょ」と、なにごともなかったように後片付けするYは素晴らしい。
湯船に浸かり、「フアー 気持ちいいー」という顔は、まぎれもなくジャグ漫画の一コマ。

彼との釣りは面白い。
何がオモロいって、やっぱり顔と台詞だと思う。

はやく次号を読みたい。
そんな気持ちで一杯となった先日の釣りでした。
posted by ns at 22:17| 日記 | 更新情報をチェックする