2017年03月01日

サウンドコントロール

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開口一番「最近のトップウォーターシーンが全然面白くないんで......」

昨年夏に行なった催事「outing」のロットンブースでは数人のルアービルダーを迎えての即売会をおこなった。そこで沢山のお客さんを前にしたクローラー井上はいきなりそんな一言から話をはじめた。
自分的には今のトップウォーターシーンは面白すぎる。その要因の一つとして、そんなことを平気で言い放ってしまう小癪な若いビルダーがいてるからに他ならない。若いと言っても世間的にはおっさんだけど。
ヤツはビルダーである以前に狂人的な釣り人。周辺の友人は皆、ヤツの圧倒的な釣果に“異常さ”を感じている。博士の様な風貌で常に研究心を沸騰させ、釣りの話に入り込んでしまうと、その熱量のオーバーヒート具合に恐さとウザったらしさまで感じてしまう。そんな男が作るものが面白くないわけがない。
先にはっきり言っとくが自分と彼の主軸はまるっきり違う。ほぼ精神論で釣りを押し通す自分に対し、ヤツは精密な理論と直感のみで釣りをやってるとおもう。なんせ自らメガバス世代と言い切ってしまう世代の男。メガバスに一切魅力を感じたことのない自分とはそもそも根が違う。
しかしながら同じバス釣り。交差する部分ってのは必ずでてくるもの。
根っから古いルアーが大好きな自分と常に進化を求める彼との最小公約数または最大公倍数ってもんが。
そのA.がクローラーのルアーそのものだったりする。
皮肉にも彼が最先端と思って作ってるであろうものに対し、自分は1900年代初頭のアメリカンルアーの薫りを感じてしまうのだ。彼が意気込んで新たなるアイデアのルアーを作るのがいつもほんと楽しみ。その度にアーリーアメリカンな薫りに触れられる。ルアーなんてもんは釣り人主観のエゴだと自分はおもっている。

クローラーの最新型ペンシルベイト、「S.O.B」-サウンド-
サミーやドッグXなどのインジェクションペンシルを踏襲し、クローラー的進化を加えた逸品。
バラスト式のラトルルームを前後左右方向に2カ所搭載。ルーム内に注水することで埋め込み式のラトル音とは異なるサウンドを構築。さらにトップウォータープラグの定番であるフックリグを廃し、スイベルを埋め込んで360°回転可動のフックアイを搭載。リリース時にはフックはセッティングされていません。好みのフックを好みのバランスで。一応、推奨フックは付属しています。
100mm 16g  全2色
8640yen
アクションは手にした人のお楽しみ。
映画のあらすじを全て話してしまうようなナンセンスなことはいたしません。
もしコピーをつけるなら『Back to the Future」です。

昨年の晩秋、友人は彼のこのルアーでの圧倒的な釣果をなんども目の当たりに....。
ローテクなのか?ハイテクなのか?
なんか見れば見るほど気味悪いルアーです(笑)
相変わらず1920年代頃のアメリカンローカルルアーの薫り...。

日本最高速でアルパカ屋専売。
最近のトップウォーターシーンが全然面白くないんで......で、こんなの完成。
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posted by ns at 21:53| 日記 | 更新情報をチェックする