2017年04月01日

Lo-Fi

デニム履いてバーガー喰ってコーラ飲んでロックを聞いてバスを釣る。
時代が時代なら、これ非国民というやつ。
でも現代の日本はそれなりに平和で、自分のようなアメリカ俗文化大好き人間には事欠かない環境が揃いに揃い、横文字文化がまるで日本のスタンダードであるかのように行き渡っている。
アメリカは移民の国だと言うが、戦後以降のこのような日本の世俗でどっぷり生まれ育った自分も、もはや半分ほどは精神的アメリカ移民といってもいい。しかしながら日本が長い歴史で育んできた”気質”も誇りとして揺るぐことはない。

ストレートに言うと自分の好物はアメリカからやってきて日本の趣向に一捻りされたカルチャー。
アメリカンスピリッツと日本の心を両方持つものに強く魅了され心躍る。
ブラックバスのサーフェイスゲームなんてそのもっともたる代表。
そしてレトロムのJutting Joeもまさにそれにあたる。
Jutting Joeの試作をはじめて見たのは2015年の終わり頃。衝撃だった。もしもヘドンがBASSERをスプーク化していたら......。夢の計画だった。あれからなんども試作を繰返し遂に完成したこのプラグはまさに純正のバスプラグ。アメリカンスピリッツを感じさせつつも絶対日本人にしか造れない優れもの。良き時代のラフなアメリカンクオリティーを日本の繊細な技巧で蘇らすという素敵な矛盾。ハイクオリティーのLo-Fiプラグとでも言おうか。古モノ好きを戸惑わす新しさ。新しいもの好きを悩ます古さ。その風貌に時差ボケならぬ時代ボケを起しそう。これはBASSERであってBASSERでない。新品であって古物でもある。
オールドタックルを知り尽くすレトロムだからこそ成し得た純日本製アメリカンプラグ。

とにかく、なんというか、”格好よい”
これに尽きる。

そして、なんといってもこのプラグの最大の魅了は、水面でのアクションに凝縮されている。

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posted by ns at 23:56| 日記 | 更新情報をチェックする