2017年04月25日

キングオブノイジー

津波ルアーズから十数年ぶりにビートキングJOINTEDがリリースされる。
アルパカ屋ではレギュラーリリースの別注を製作する気は全くなかったが、あのデザインを落とし込みたいプラグってのが何種かあって、それを個人的にコンプリートさせたいというわがままからロットンではなくリベラルアングラーズリミテッドとして今回製作を依頼するに至った。

カップノイジーの元祖はいわずとしれたフレッドアーボガストのジッターバグ。
約80年前、元々はカップの角度が逆にセットされていてダイバールアーとして売る出すつもりだったが、発売前に決定的な欠陥が発覚。その致命的なエラーから機転を利かせてカップを引っくり返しトップウォータープラグに方向転換してみたところ、あの見事なアクションがうまれたという。いわば偶然の産物。その苦肉のアイデアがバスプラグの歴史に大きな足跡を残すこととなった。
その後、世界中で様々なカップノイジーが登場し、バスプラグの絶対的システムとなり今もその歩みは続く。そして日本でも、日本人の得意なアレンジが加わったものが次々登場した。
その一つが津波ルアーズのネオ・ビーツ・シリーズとなる。
元々、カップが固定されたノイジープラグを作っていたが、テスト時に横着をしてヒートンやネジをきちんと締めずにキャストを繰返していたら、たまたまあのサウンドが鳴りはじめた。そんな話を昔、本人かその周辺にいた方々から聞いた記憶がある。そのサウンドをさらに誇張させるために発展させたカラクリがネオ・ビーツ・シリーズの骨子。
世の中の様々な傑作には、偶然から生まれたものが非常に多い。
1930年代からの偶然の連鎖で引き継がれたこのカップノイジープラグの末裔。
そんな日本のキングオブノイジーにどうしてもこのカラーを乗せてみたかった。
古き良きアメリカの田舎っぽさと日本発オルタナティブバスプラグの融合。
タイトルはカウツキーの逆襲。このいなたい感じがバスプラグにはよく似合う。

思えば、はじめて見た60アップのブラックバスはネオビーツサウンドで同船者が釣った魚だった。

これといって根拠はないが、このプラグは池原ダムで伝説を造りそうな気がする。

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5/2発売
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アルパカどうぐ店のれん
posted by ns at 23:23| 日記 | 更新情報をチェックする