2017年05月09日

われらのバスフィッシング

歳をとったら、相撲が一番面白いと感じるらしい。そして演歌のメロディが一番身にしみるらしい。
成人した頃、年配の人にそう手ほどきをうけた。
それがまともというのなら、自分はまだまだ歳をとっていないということになる。或いはまともに育たず、どこかで脱線したまま今に至っていると言える。いまだ、それらに全くもって心が動かない。
しかし、一つ、最近ある変化に気づいた。
それは仏像の顔を見ると妙に落ち着く。あの気味悪い顔をみてると神妙な気持ちになる。
なぜだかわからない。ただただアンビエント。
だから今後、十代後半の野望に満ちあふれた若者と話す機会があったら、「歳くったら、仏像の顔に興味が湧いてくるぞ。いつかわかる」と言おうとおもう。

久々にリザーバーへ。
2日連続釣行。
やっぱり自分はこのリザーバーの釣りが私情最高の至福。
山道を走り、トンネルを抜け、川沿いを遡上していく。そして広い水面が眼下に現れる。
このプロセス、何度味わっても快感。そしてその大きな鏡のような水面に船を浮かべて......釣りをする。
この贅沢な快楽。毎度の事ながら頭がおかしくなる。
今年7度目の釣りだが、リザーバーゲームに戻り、ようやく2017年がスタートした気になれた。
バスもよく遊んでくれたし、同船の野蛮人達とも久々にゆっくり話しできたしで良い一日だった。
われらのバスフィッシング。この釣りを死ぬまでできることを切に願う。

仏像顔。あれは釣り人の行く末の表情。

われわれには、まだまだ邪念があって到底あの域まで行けないでいる。
だが10年後、20年後の近未来、きっと仏像顔がリザーバーの至る所に浮くこととなるだろう。
そうなればここ日本でもバス釣りは永遠のものになるだろう。

ただ、 間違いなく気味悪い光景でもある。

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posted by ns at 23:09| 日記 | 更新情報をチェックする