2018年11月11日

ナイトクルージング

本日。和歌山の元寺町ストリートで開催されたナイトバザールに誘われ参加。
寂れてゆく商店街を若者が中心となって再び活気を取り戻そうと個性的なお店が続々オープンし近年盛り上がりを見せる熱い場所。
そんな所で開かれるナイトバザールにレトロムさんやアッパーカリーさんとかと出店。
今回、レトロムさんがほぼ釣り具なしで骨董市的な展開をすると聞き、自分も便乗し断捨離的なフリーマーケットに方向転換。

慣れないこともありクタクタになったが新鮮な一日だった。

古本屋であり、古着屋であり、中古レコード屋であり、リサイクルショップである。
そんなことしたこともないので勉強にもなった。日々勉強。
なんちゃってアルパカ百貨店でした。

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準備開始皆々開始。

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これがレトロムのもう一つの顔”THE 古物商”!!

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沖縄料理屋の前でエイサー開始!!

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そして夜。商店街がパワーみなぎる繁栄。

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誘ってくれたタクミくんの店。常に大繁盛。

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ショウジくんのイカした釣具屋Bar。渋すぎる。

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無敵のアッパーカリー!アウェイ&飲食街にも関わらず大健闘。相変わらず旨い。
2皿頂いた。

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最後の最後に赤ちゃんと現れた髪切屋”田中”!

写真が、全然ない......。
もっと撮るべきだった。また反省。

和歌山の旧友ワラワラ曰く、”数年前は完全なシャッター街だったこの場所にこんな人が集まること自体が本当に奇跡”。

熱のある人達のパワーはほんと素晴らしい。
これはもはやライオット。

絡んでくれた皆さん、楽しい一日をありがとう!
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2018年11月10日

古強者

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とにかく時間の使い方が下手で、そんな奴に限ってイロイロ手を出して、”ながら”行動がやたら多くなり結局何事も進みが悪い。
まさにそれ!

ローディー2018モデルをリリースしたけど、まともに告知もせずに販売して、ありがたいことに売り切れて、すでに追加生産も入荷したが...今ようやく。

さらなる頑丈さを求めできたのがスタウトグリーンってタイプ。
春のメキシコ釣行に向けて、よりヘビーデューティーでサボテンみたいなヤツをイメージして、信頼のビヴァークにオーダー。
伏線だけどローディーのミーティングは決まって泉南市樽井のロジカってカフェ。
あそこでまとまる。あそこだからまとまる。

今回の帆布は強烈。縫えるミシンがそうない。
そんな生地は、さほど用途がないように思えるがトラックの帆や自衛隊の何やかんやの需要があるようで、なんとか現在も作られている。
そういうものが好き。万能ではないが、ここぞという場面で圧倒的な必要性を発揮するもの。
その特化した不器用さがいい。
戦時中から扱われてきた防水技術をそのままに表現した蝋引き帆布。

歳をくうと決まり文句のように「最近の若い者は....」とボヤく。
これお決まり。
なんと紀元前の遺跡からも象形文字でこの類の嘆きが見つかってるらしい。

ローディーもよくボヤいてますわ。
「最近の若いカバンは...」って(笑)

生まれながらの古強者カバン ローディー!

そんなわけでアルパカどうぐ店にて、販売中。

2017モデルも僅かながら入荷してます!

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2018年11月06日

夜長

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秋の夜は長い。
読書ってもんは、暇な夜にしかできない性分。
ゆえに夜釣りが苦手な自分はこれからが読書に打ってつけの時期となる。
動物が冬に向けて荒喰ったり、巣穴に食物を溜め込むのと同じく、我が寝ぐらにも数年前より未読の本がたっぷりと積み上げられている。
脳の回転が鈍くて、低速徐行でしか読み進めれないので、すでに一生不自由しないと言っていいほどズラリと揃っている。
何となく厄介だ。
自業自得だが、まるで終活のごとく読み進めなければいけない。
救いは、すべてが釣り関連の本だということ。
昭和の釣り随筆ばかり。アテネ書房と二見書房の粋なヤツばかり。
これが面白いのなんの。
こんな素晴らしい記録を残した昔の釣り人達はほんと偉いと思う。
それに引き換え、平成ときたら..。
いつの時代かに、平成の人はどんな釣りしていたんだろうと興味を持った若者に一体何を伝えれるのか?
平成の釣り自体は昭和に負けず劣らずメチャクチャ面白いが、その空気感を密封できてる書物は自分が知るかぎり僅か。
素晴らしい釣り人もごまんといるのに。

あ-もったいない。。。

そういえば、この時期になると自分が書いたものを振り返ることがある。
で、先日、面白い記事を見つけた。→Here
面白いかどうかは人によってアレだが、福田蘭童に触れていた。
福田蘭童ファンの自分は過去の自分に触発され、この冬「再び福田蘭童を読む」と決めた。

写真はTWJの Tick Tack。
平成のバス釣りの奥ゆかしさをとらえた一枚。
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2018年11月05日

紙誌

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充実。安定。ほど遠し。
常に崖っぷちでを、いや、水っぷちをフラフラと生きている。
そんな雑魚のような輩ですが、この度、恥ずかしながらスミス社によるスーパーストライククラブの会報”SURFACE"に寄稿させていただきました。
ありがたいことです。感謝。
少しは社会に貢献できてる気になれます。
スミス社には人生的にとてもお世話になっているので、できる限り恩を返したい次第!

さらにフリーペーパーLowBiteの秋号にロットン釣具店をフィーチャーしてもらいました。
今年の春に久々に小松さんと会って...やっぱり同じ狢ってやつで妙に話も気もあうしで、この夏、一緒に釣りしよって約束して、そのままの勢いでローバイトにっていう成り行き。真夏に二人で3日間、関西のリザーバーをラン&ガン。行く先々で友人達も駆けつけてくれて、睡眠削ってのハードデイ釣行。いい歳の大人が二人揃って子供のような夏休みを堪能しました。
でもって、気合い入れたのは広告(笑)。
やっぱり古い雑誌見てても、心惹かれるのは粋な広告だったりする。
ブラックバス専科の釣具店の誇り。これがテーマ。
同じく共に広告ページを彩ってくれたのはクワイエットファンク、ジェニュインレコード、ブートレスボーイズ。
皆、個性的でその見開きページがとっても見応えがある。と、自分は思う。
中でもブートレス!宣伝としては0点!笑!でも渋さとユーモアは100点!!

紙媒体は情報量、スピード、拡散性ではネットに完全に負ける。
しかし持続性となると紙媒体に軍配があがるとおもう。そう信じている。

ロットン釣具店およびリベラルアングラーズ は紙媒体を支持しています。

よかったらこの2冊、秋の夜長に。
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2018年11月01日

もう一つのSTRIKE DAYS

過日。
GENUINE RECORDの元メンバー、マックス君主催のレコードプレーヤーの集い”レコーディングパル”が紆余曲折あり今年は琵琶湖で開催。
サブタイトルはレコードストライクデー。会場は民宿山宗。
分かる人には分かる愛情たっぷりのテクニコパロディー。

そんな訳で2週連続のストライクデー。

こちらもユルイ。
釣りやって、喰って、呑んで、喋って、笑って、風呂入って、熟睡。
そして起きてまた釣り。で、喰って喋って笑って、解散!
関東からも九州からも強者が集った釣り合宿。

それにしてもレコード平山氏の最強ヒールっぷり。
レコードプレーヤーを完全に手玉にとって、もて遊ぶ。
が、それを皆も理解している。そこが素敵。
ロープに振られれば、全力で戻る。
トップロープから飛んで来たら、逃げずに体全身で受け止める。
無茶難題な技を仕掛けてきても、全力で浴びる。
もはやレコード平山はプロレスラー。
釣りとプロレスの境界線を見失ったルアービルダー。
ある意味、最強。戦いのワンダーランドを知る男。

この2日間。自分は民宿の目の前の浜で、あろうことかヘビーキャロライナリグをひたすら投げ続けた。
朝も昼も夜も、気が向いた時にキャスト。部屋を出て3分後にはフルキャスト。
スミスのスーパーストライク”サーフプラッギング”10ftを振り回す。
そして置き竿。しかも一匹釣れてしまった。
この奇行を後で自己分析すると、あれは完全にレコード平山氏に対する反則攻撃。
パイプ椅子を脳天に叩きつけた。チェーンをブンブン振り回した。
しかし、あの男には全く通用しなかった。
なぜなら、奴は、トップウォータープラッガーをいとも簡単に丸め込み、スピナーベイトを投げさせるほどの悪者!

今後、一体どんな老人になってゆくのか?
バス釣りを面白くする技を常に模索。
末恐ろしいプロレスラ...否や、ルアービルダーだ。

レコードに騙され、バスを騙す。
水面で繰り広げられるだまし合いはまだまだ続く。

程良い疲れに包まれ、ジワジワ湧き上がる思い出し笑い。
長州VSマサ斎藤の夢の対決が睡眠前に蘇る。
ほんと笑いまみれの2日間。
遊んでくれた素敵な皆さん、ありがとう。

くれぐれもあの男に気をつけろ!!(笑)


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2018年10月31日

STRIKE DAYS

過日。
2年に一度開催される徳島でのスミスのスーパーストライクデーに参加。
日本一ユルイと称されるこのイベント。なんせプログラムがほぼ自由。
水辺でお喋りして、ルアー投げて、うとうとしてたら、あっという間に終了!という一日。
若い頃だったら物足りなかっただろうが、腰痛と首痛に悩まされるOLD BOY世代には丁度いい温度。

睡眠愛好家の我々は、もちろん前日入り。
徳島バスフィッシング倶楽部の面々と”あじろ”にて濃密な密会。
彼らが大好きで、毎度会う度にピリッとした刺激を受ける。
お好み焼きもやたら美味しくてびっくり。店に入った瞬間に大阪のお好み焼屋と明らかに違う匂いで違和感を感じたが、美味いものは美味い。
おかげで、大阪以外のご当地お好み焼にジワジワと興味が湧いてきた。
ちなみにお好み焼きを焼いてくれるお店のナイスガイは、素敵なトップウォータープラッガー。
底なし泥沼の魅惑のネタの為、これまたあっと言う間に時間が過ぎ去り、チェックインの時間をオーバー。
宿に連絡を入れ、そそくさと向かう。
が、宿へ到着するも警察沙汰のトラブルに巻き込まれロクに睡眠もとれずに朝を迎えることに。
早朝の釣りもキャンセルし、喫茶店で年金暮らしの幸せ老父婦に囲まれモーニングを食し、会場のへ。

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この煙突がどんな社会貢献をしてるのかは不明だが、他所から来た自分たちには切目川スロープの指標としてしっかりと役割をはたしている。

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このフラッグが上がると一年で最もユルイ一日の始まり。

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語る語る語る!!!!!
我々を遥かに上回る月日と経験によるバス談話に耳がブラックホールに。

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とてつもなくお世話になってるお二人。
女の後姿には騙されがちだが、男の後姿に嘘はない。

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ムードメーカー。笑神、グッドキャスト親子。
もってる二人はこの日のMVP。

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旅の相方、眠れる紳士、鉄太郎さん。
ジャンケンに全ての力を使い切る。

まあ、ともかく平和で素晴らしい一日だった。
特に何もやらないことの内容の濃さときたら。
ただほど高いものはない 、 その構造に近い。
遊んでくれたすべてのプラッガーに感謝。


とあるドキュメント映画でカナダのド田舎のサーモン漁師がほとんど抜け落ちた歯を見せて語った
「素晴らしい人生って、どれだけ話のネタが多いかってことだろ」

納得。


とにかく遠出が好きだ。 アウェイが好きだ。 釣り人が大好きだ。 
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2018年10月29日

BIVOUAC x LIBERAL ANGLERS "ROADIE 2018"

OLD BOY STOUT STYLE !!!!!!!!!!!!!!!!!
夢を詰め込む旅鞄。

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2018年10月28日

欠かせない男

素敵な釣友ファイル
北照夫
ロットンがオープンした2006年、笑福亭鶴瓶と松嶋尚美出演の番組「きらきらアフロ」で一躍話題の二人組となった「超英人」の片われ。
番組の企画では武道館の大舞台でライブを行った強者。
現在は仏のような人格で、バス釣りを楽しむ超ええ人。


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2018年10月27日

近況

メキシコ釣行の続きはどうなってるの?と良く言われる。

ねえ- と深く答える。

答えになっていない。

そろそろ再開したい。
それなりの忙しさが一気にやって来て、しどろもどろだった昨今。
ようやくマシになってきてお酒を呑む余裕が出てきた。
なんども言うけど呑まないと文字が降りてこない脳みそ。
記憶が霧がかる前にしっかりレポートをやっときたい。
お付き合いください。

そうそうようやく今年のローディー完成。
さらなる頑丈さを求めたスタウトモデルです。
今年はプリントバージョンも。
OLD Boy Scout 改めOLD BOY STOUTといたしまして、そのロゴを。
混乱と乱闘を避け独自のスタンスを築くための改名。
アルパカどうぐ店で地道に販売中です!!

そう地道に。この道がなくなれば世の中捨てたものです。

大手メーカー、フランチャイズ、〇〇グループ。
の、ような流動的ビジネスに潰されたくないものを守るためにロットン釣具店もリベラルアングラーズ も踏ん張っています。

来月の予定は...
サスペンドの主宰するフリーペーパー(ブック)のローバイトに....なんかでます。
スミスのスーパーストライククラブの会報にも..なんかでます。
でもって和歌山のフリーマーケットにも..なんかでます。

ご贔屓に!!

ブラックバス オンリー!
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2018年10月26日

20年の足跡

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ついに復活した初期プラグ”イノシシ”。
見たからに不器用で鈍臭そうなこの雰囲気。そこがいい。
バスプラグならではである。
このプラグの詳細について、面白いことに作り手の元木さん自身はっきりとした記憶がないという。
自宅でカッターで木を削っていた時代だから、仕方ないといえばそれまでだ。それほどに少数しか作られていない幻のプラグ。
にも関わらず、この世にしっかり残っていて、熱狂的なファンからは復活を熱望する声も絶えずあった。

話は少し外れるが、イノシシの肉を日本では昔から山鯨(ヤマクジラ)という。
場合によってはイノシシ自体を山鯨と呼ぶこともある。
勝手な推測だが、このイノシシが津波ルアーズのラインナップから消えたのは、このデザインをさらに特化させたようなクジラフェが誕生したからではないのか?
単なる偶然の一致だろうが、山鯨がクジラへ化けたと考えると実に面白い。

今回、この記念すべき復活第一弾に元木さんと同郷であり、遥か昔に手伝いをしていた岡島くんが藍染を施した。
これもなんだか感慨深い。
20年もやってれば色んな人間関係が生まれる。色んなストーリーがある。

個人的にも、このイノシシの復活はとても嬉しい。
ちなみに自分の大好物はダントツで猪肉である。

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ベーシックなプレイから、突拍子も無いプレイまで自由自在にギターを操る名ギタリストMarc Ribot。
そして1950年代中頃に活躍した20世紀最強の1頭との声も高いイタリアの伝説的競走馬リボー。
そんな名高い両者のイメージと、このプラグの性格や風貌が実にマッチ。
そのまま”リボー”と言う名前を拝借し、2007年秋に発表されたのがソニックシリーズのクレイジーホース”Sonic Ribot”。

実はこのネーミングは自分が提案したもの。
確か2007年早春、中国地方のとあるリザーバーへ元木さんと釣行した際、プロトとして持ってきていたこのプラグが大アタリ。
とにかくこのプラグにしか反応しないと言っていいほどバイトが集中。1日中バスを狂わせ続けた。
それを目の当たりにした自分はそのプラグが早く欲しくて、名前まで先に用意して製作&リリースを催促した。
そんな思い出深い馬面ペンシルポッパー。

これがハマると独り勝ち。

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その昔、トップウォーターシーンに旋風を巻き起こし、その圧倒的な釣果から「世界のマイティーアロー」というニックネームまで生まれたマイティーアロー、のショートバージョン。2006年登場。
当時、やはりレギュラーサイズの人気の陰に隠れがちだったが、マニアックな人たちからの支持は強かったと記憶している。
本家よりは喫水が深くなるが故、あの独特なサウンドは少し大人しくなる。
が、その分、水面下で掻き回す水は大きくなることから、明らかな使い分けができ、もはや別物と言ってもいい。

それにしても、ただ巻きのルアーの威力は強烈。
ただ巻きルアーの最大の効力はある程度の範囲のバスを引っ張ってくるところ。
集魚効果に優れているということ。
これはエサ釣りでいうとこの撒き餌と同じ効果。
もはや巻き餌と撒き餌は同質といえる。

マイティ-アローのレギュラーサイズとミニは、オキアミとアミエビ。
と、そう考え使い分ける。すなわち両方必要。

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蛙 蛇 鼠。
津波ルアーズの傑作、ブラックバス暴食3部作の一つ。
2001年リリース。
ぺコぺコと上下に首を振りながら左右へスライドする姿はまさに野ネズミ。
弱肉強食の世界を演出するプラグは、バスの野性味をさらに強調し興奮を高めてくれる。

そもそもバスはネズミを食べるのか?その答はYES。
アメリカのバスプラグの歴史上には意外にネズミをイミテーションしたものが多い。
その事実が真実を物語っている。
もしもこの世にルアーというものが発見されずに餌釣りだけだったら。
バスを釣るのにどんな餌を使ってみたいか。
個人的には絶対にネズミは外せない。
残酷だけどブラックバス釣りには、そういう自然界の過酷な一面を密かに望んでいたりする。

こんなにスリムなネズミは実在しないが、へドンのメドウマウスよりもシェイクスピアのスイミングマウスよりも津波の鼠の方が何故か生々しさがある。
鼠で釣りたいという欲求を満たすには、最上級のバスプラグ。

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tatsumakiのファーストリリースは2004年。
環境省が国会に外来生物法の法律案を提出し、ブラックバス問題が社会的にもピークを迎えようとしていたそんな最中に発生した竜巻。

全く飾り気のない無骨なデザインに込められた強烈な個性。
釣具が元来持つプリミティブさを感じさせるプラグ。
もし原始人が疑似餌を発明していたなら、きっとこのプラグは遥か大昔に既に作られていただろう。
それほどに最低限の骨格のみだけで組まれたムダのない出来栄え。
はっきり言ってしまうと野蛮な疑似餌。

石斧持ってマンモスに飛びかかりたかった人にオススメ。

アルパカどうぐ店にて特別販売中!
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2018年10月14日

ロシア

ロシアの田舎町では、近年、河川が頻繁に氾濫を繰り返し住人を苦しめている。
国は国家プロジェクトとして、そういった民を安全な土地へと完全補助の元、移住をさせる計画をスタート。
シンプルに考えると先祖代々受け継ぐその土地を簡単に捨てて移住に応じる民は少ないと察するが、これが意外にもスムーズに事が進んでるという。
その実態を調査&視察する為、日本政府が派遣団を送った。
そのメンバーになぜか自分も選ばれた。断る理由もないので参加することにした。
初めてのロシア。彼の地に全く知識はない。
唯一、芸術家のロトチェンコの本を買った事があるぐらい。
今回、興味を惹いたのはロシアの田舎町の釣り場事情。
それと世界中、どこにでも絶対にあるであろう田舎の釣具屋の動向。
魚釣りのベストフィールドというものは基本的に田舎となる。
町丸ごとの移住にあたって、果たしてその部分に影響しないのか?
その辺が気になる。
事実上のトップ、プーチンも釣人であることは有名。
しかも東京のアングロのロッドを使ってるという。事実なら、かなりの通だ。
そんな彼がその辺を無視するとは思えない。

未だ飛行機を信用できない自分にとって空の旅は生きてる心地がしない。
毎回、遺書を書きたい気持ちにさせられる。
なんとかモスクワについた時も、命拾いしたとしか思えなかった。
そこから陸路で丸一日。ようやく目的地に到着。
通訳を従え、町で住人たちとコミニケーションをはかる。
みんな気さくでいい人ばかり。
移住については皆が口を揃えて、「早く都会に移りたい」という。
期待に胸を躍らせている。
なぜか、複雑な気持ちになった。
自分たちが普段日本で最高の遊び場としてるのは「田舎」である。
だがその田舎というものは人里ありきで成り立っていることが多い。
全く宿も食堂も商店も温泉もない山奥は、最高の遊び場とは言えないのだ。
全く勝手なもんで.....
田舎暮らしは決して楽ではない。
そういう土地の声なんて気にしたこともなかった。
もっともっと感謝すべきで、還元すべきだ。

川沿いの道路を下って行くと、ついに釣具屋発見。
そこでなんと3人のロシア在住の日本人に出会った。
すぐに意気投合し、翌日にカワマス釣りに連れていってくれることになった。

来てよかった。
釣りは天国。


ここで目がさめる。


このような夢を見た。


せめて釣りをしてから目が覚めて欲しかった....。









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2018年09月23日

地酒と釣具

この歳になってようやく日本酒の旨さが、わかってきた。
数年前から釣旅に行くと、友人達がお土産として地酒を買って帰るようになった。
日本酒には本当に抵抗があったが、昨年にとある土地で立ち寄った酒屋のオヤジがとても素敵で、ゆるゆる興味が湧いてきた。
そして今年春、友人の結婚祝いを買いに、毎日のように素通りしてきた近所の日本酒専門店の暖簾をくぐった。
で、店を出た時には、ついに自分用にと一本ぶら下げていた。
決め手は明白。それは面白味たっぷりのストーリーだ。
去年のオヤジにしても近所の酒屋にしても、店主がとにかく酒好きで、お酒を愛している。
それぞれの地酒のエピソードや拘り、製造工程や飲み方まで事細かに嬉しそうに語ってくれる。
そういうのに弱い。
なんというか土着の風土や景色、作り手の思い入れみたいなのがぼんやりでも見えた瞬間、すでにそのお酒に若干酔わされている。
そして家に持ち帰り、口に含んだ瞬間に、それらのストーリーはより鮮明に色を帯び、味が弾ける。
自分なりでちょっと大袈裟だが、それが地酒の嗜み方だと決めつけ、これからの愉しみの一つとすることにした。

で、なんとなく今日は肴に「おかしなおかしなプラグ集」をパラパラと。

あう。

釣りというものは、本来、土着の文化だという持論を強く持っている。
釣具だって同じ。その土地土地の個性が必然的に表れるのが当然。

地酒と同じようなもの。

酒もプラグも生み出されたストーリーを感じつつ、または色々想像しながら嗜むのがオツ。
だと思う。

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2018年09月20日

Tsunami Jamboree !

Tsunami Jamboree へ!

jamboreeという響きが良い。
jamboreeとはボーイスカウトの集会の呼称。
架空のバスクラブ「OLD BOY SCOUT」を主宰する自分としては身内の不幸がない限り断固参加を決めていた。
しかも実在のバスクラブ「OLD BOY STOUT」を旗揚げ準備中とあっては何が何でも足を運ばなければいけない。

何より津波ルアーズ20周年を祝う集会。
しかも水辺でのキャンプスタイル。

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つくる君とユウスケ君
子供の背中に希望をもらう。

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20年の軌跡
ボロボロのプラグに力をもらう。

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そしてまたボウズ。
ノーフィッシュに大志を抱く。

津波ルアーズのテーマであるLOVE FISHING, MUSIC AND PEACE を形にしたような平和な集まり。
フッと思う。なんて不思議で素敵なことだと。
たかがルアーだ。されどルアーだ。
そんなルアーに人生を変えられてしまうということが、確かにあるのである。
ルアービルダーという風変わりな生業。
極めて不安定で、約束された保証もない。
よっぽどサラリーマンをしてる方が楽で安心である。
しかれども信念を貫き、ひたすらルアーを作り続ける。
夢も希望も..、否や、人生そのものをブラックバスとルアー造りに賭ける。
その覚悟と決断たるや。
ほんと大したものだと、そう思う。
敬意を持って心から応援したい。
最後の最後まで見届けたいと、そう思う。

改め、津波ルアーズ20周年おめでとうございます。

まだまだ、これから。
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2018年09月12日

ゲームフィッシング

スミス玉越さんが特大バスをキャッチのしたニュースが飛び込んできた。

琵琶湖で65センチ12ポンドだという。
そして何よりシビれるのが、使用ラインが10ポンドナイロンだという。

今年春、メキシコに同行し、じっくり一緒に釣りをして校長の”釣り”を目の当たりにした。
おんとし70歳の大先輩で現役トップウォータープラッガーの妙技とプライドを目の当たりにした。
あの極まった拘りの釣りの前で、自分は自らの釣りをあの域まで追求できるのか?と自信が揺らぐほど。
真の意味でゲームフィッシングを感じた。

自分らはバスを釣るために、何が優位なタックルかを模索する。
できる限り主導権を握ろうとし優位に立とうとする。
だが玉越さんは違った。
主導権の奪い合いを楽しんでいた。
もちろん、満足ゆくプラッギングのためのタックルであるが、できる限りバスにアドバンテージを与え、ゲームをフェアに近づけようとしているように見えた。
ストロングタックルでのパワーフィッシングも間違いなく正解だが、まるで合気道のような”柔よく剛を制す”のような技の釣りもまた一つの答え。

自分の周りの釣友は琵琶湖に行く時は必ずタックル&ラインを強化する。
それは言ってしまえばセオリーだ。
だが10ポンドラインで65センチ12ポンドを釣ったと聞くと、なんだか訳が分からなくなる。

これはさすがというしかない。真似のできない釣技というしかない。
何より10ポンドラインで琵琶湖に挑む勇気がない....。

結果が意味するものは、玉越さんは10ポンドラインで60オーバーを獲る「自信」を持っていたということ。

もう、まるで仙人のようだ。

シブすぎる.....。





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2018年09月10日

しっぺ返し

いつかその時は来ると覚悟はしていた。
勝ち逃げ。釣りという世界にそんな甘い言葉は存在しない。
どこかで必ず帳尻を合わされるのが釣りの習わし。
今期、好調が続けば続くほど、不穏な空気が心の底に溜まってゆくのを感じていた。

雨の週末。
それぞれ他県の4人が集まり、遥か遠くの地に釣旅に出かけた。
もはや毎年恒例のライフワーク。
大雨の為、釣りは土曜日の朝のみとなった。
イザベラバードが140年前に見た雨の日本の山河。
きっとそれとほとんど変わりないような情景を眺めルアーをひたすら流れに打ち込む。

友人達はそれぞれ見事な魚を釣り上げ、顔がほころんでゆく。
が、自分のルアーには一向に喰いつかない。
度々襲いかかるが一向に針がかりしない。
ようやく針がかりした魚も、その姿を見て喜びに浸ってると、上手に逃げていった。
こうなるとダメ。何をやってもダメ。
清算の釣りと受け入れるしかない。

結局、自分だけボウズ。
それもよし。これがあるからさらに釣りに夢中になれる。

釣りが終われば、もうひとつの愉しみも。
地のお酒と肴。こいつらは逃げない。

年に一度だけ訪れる街にも、どんどん思い出が積み重なってきた。
旅は本当によい。

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2018年09月06日

猛威の台風から

ニュースで今世紀最大級と言っていた。
厳重警戒と呼びかけていた。
携帯のアラートがしつこく鳴り続けた。,,

上の空半分で聞いていた。

そもそも、生まれてこのかた台風なんぞに恐怖を浴びせられたことがない。
よって、やにわに最大限の心構えと警戒をと言われてもなにをしてよいのやら。
それどころか、たかが強風やろとココロのどこかで軽視。

結果、敗北。
まだまだ自然の脅威を理解していなかった自分の未熟さに。

街のダメージは深刻。
全てが元に戻るには相当な時間がかかりそう。
いや、元に戻しては意味がない。この経験を活かすべき。

電気のない生活を余儀なくされ、アンプラグドな生活にちょびっと感化された。
この台風を教訓にして、早く元の生活に戻すのではなく、新たな生活を始めようと密かに企む。

「嵐からの隠れ場所」ボブ・ディラン





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2018年09月04日

夏の音楽三昧 その3

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8月21日
いよいよこの日がやってきた
今年一番、音心テンションがあがったカマシの来阪発表。
ついに現代ジャズの最高峰といわれるカマシ・ワシントンを目の当たりにする。
コルトレーンを見ることができないこの時代、カマシを目撃することはそれに匹敵すると思う。
とはいえ、ジャズのライブを見るのは初めて。
若い頃、ジャズといえばやはりお堅いイメージだった。
でも今ではそういう考えはナンセンス。
街で見かけるスケボーに乗った若者でさえ、ヘッドフォンでジャズを聴いてる時代。
一体どんなライブに、どんな現場になるのか、とても楽しみだった。

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アッという間の2時間。衝撃の体験。
マヅメ時の釣りの2時間と変わらぬスピード。
一瞬一瞬を興奮して体感したため記憶にもはっきり残っていない。
終わって心に残ってるのはただただ満足感のみ。
当日券も出たせいか、会場内ギッシリのオーディエンスでパンクのライブとなんら変わらない状態。
前の女の子は激しく踊りまくるし。。
何より演奏が素晴らしすぎる。全てのメンバーにソロの見せ場があり、煽るのなんの。
そしてカマシの圧倒的存在感。ただでさえ体が大きいが、それ以上に大きく見えた。
奈良の大仏なみ。手を合わせたくなるほどの輝き。
まあともかく全てが完璧なショーだった。
もはや伝説を目撃した想い。

思うに釣りも音楽も記憶が曖昧になるぐらいが至高の時間。

この夏は本当遊んだ。こんな贅沢していいのか。
しっぺ返しが来そうで怖い。






posted by ns at 12:58| 日記 | 更新情報をチェックする

ハンティングにはチェック

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薄手のネル生地。
地味で派手な配色のチェックの切返し。
どこか季節の移ろいを感じさせるこのアイテム。
春から夏 夏から秋 この時期のグラデーションにピタリ。

伝統的ハンティング感をフッと感じてセレクトしてみました。

釣人が釣場でキメないで、どこでキメる?

アルパカどうぐ店に入荷。。
posted by ns at 11:06| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

夏の音楽三昧 その2

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電車とバスを乗り継いで和歌山片男波海岸へ
慣れない移動方法で、もれなく迷子に。
和歌山駅から直通バスが1時間に1.2本。まだまだ時間があるので適当に近づこうと、適当なバスに飛び乗ったが、、大間違い。
灼熱の昼下がり、ビール片手に見知らぬ路地を徒歩で彷徨い、和歌山ローカルフェス”紀州ロックインパクト”を目指す。
途中、大きな音が聞こえたのでその方向に向かうが、残念、学校。
気合の入った吹奏楽部の練習。暑さのせいでビルヘイリーに聞こえた。
しばらく進むと、道すがらで小さな河川にぶつかった。覗くとキビレの大群。
下れば海だ、しかもそう遠くないと、キビレに縋る。
途中、沈船の渋さに若干足を止められたが、30分ほど歩いてようやく海へ到達。
最後の決め手は、徒歩で海水浴へ向かうギャルたちだった。
カメラを首からぶら下げた汗だくの中年が、その後を追う。
冤罪覚悟でギャルに縋る。

苦労してたどり着いた甲斐があり、ビールがうまいのなんの。
サウンドもグっと心に響く。体もフワッと弾む。
無事、友人たちとも落ち合う。
平常に接したが、胸の内は絶叫。

なんとか目当ての2バンドにも間に合った。
期待以上に素晴らしかった韻シストBAND。
暑さを忘れさせてくれるような、清々しいそよ風サウンド。
ほんまにええ。ほんまに素晴らしい。


そして狂釣人小松氏率いCOKEHEAD HIPSTERS!
もはや大ベテラン。
相変わらずハード、だけど渋みが増して、イカした大人のための..って感じ。
いい歳のとり方してるよなあ、ってちょっと嫉妬気味に観た。
なんかこういうの見せられると若気がザワザワして、狼男に満月。
釣りしてる時はとても紳士的ハンターな小松さん。釣り人としても魅力ある先輩である。



夏、海、ライブ。
は、
夏、川、バス釣り の次に匹敵す。







posted by ns at 18:11| 日記 | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

夏の音楽三昧 その1

15.6の頃、THE CLASHのコピーバンドをやっていた。
若気の至りで同じ経験を踏んだ人ならわかるとおもうけど、とにかく先ず初期のナンバーを演奏したいという衝動に突き動かされる。
シンプルなので大抵の曲は勢いでなんとかなってしまうのだが、数曲は厄介な曲があった。
その一つが「(White Man) in Hammersmith Palais」。
邦題は「ハマースミス宮殿の白人」だ。パンクナンバーではなくレゲーナンバー。
若気の勢いが全く通用しないお陰で、各パートの下手さが見事に浮き彫りになってしまう。
そんな訳でこの曲は避けたのだが、VO&G担当だった自分は家で歌の練習だけはやった。
歌詞の内容はストラマーならではの他のアーティストを名指しで否定するやつ。
エルビスもビートルズもストーンズも名指しで否定するストラマーがこの曲ではジャマイカのアーティストやフォートップスを叩く。
ほとんど知らないアーティストだったが、「♪Ken Boothe for UK pop reggae♫」のこの部分は発音がそのままで歌いやすかったので「ケンブース」という名だけは頭に刻まれた。

のちにケンブースの偉大さを知ることになるが、ストラマーの洗脳でどこか心から愛せない音楽という位置づけだった。

そんなケンブースをこの夏、観に行った。

なんてピースフルなライブ。
ストラマーの言う通り、そこに反逆心なんてものはないが、そんなものはケンブースの音楽に必要ない。
年老いても大勢のオーディエンスを片っ端からハッピーにするパワーに感動。
70歳らしい。あんな老人にどうやったらなれるのか?
やはり音楽ってもんは素晴らしい。心に染みる貴重な体験だった。

そういえばスミスの玉越さんも同じ歳だ。
校長の限りなく溢れる釣欲も、感銘を覚えるほど凄まじい。
純粋無垢の上、狂気すら感じる(笑)。

要するに釣りと音楽は長寿の秘訣ということ、か?。

に、してもクラッシュはやはり特別な存在。
だが、その呪縛(思想)に囚われて見落としてきた音楽も沢山ある。
釣りも同じ。
開高先生や則さんは特別な存在だが、お陰で見落としてきた釣りが散々ある。

まだまだ世の中、楽しいことだらけ。
偏見を疑え。
リベラリズムのススメ。





posted by ns at 22:16| 日記 | 更新情報をチェックする