2016年05月27日

ニッポンアドベンチャー



ニッポンアドベンチャー なんていい響き
そんなイメージを彷彿させる旅にお誘い頂いて行って参りました。
カヌーに乗って清流での釣り。
メインとなるメンツの2人とは2年前にも、熊野の方面にご一緒してとても楽しかった。
山深いリザーバーでのバス釣りやミミズ掘りから河口でのウナギ釣り。海沿いの民宿に泊まって波の音聞いて眠ったりと、あん時もニッポンアドベンチャー。思い出しただけでニヤリとくる。
日本にはまだまだいい場所あります。ほんとに。
ところで、いい場所とは、なんなのか?
自分的には、、
壮大で壮観、清らか且つ過酷。美しくもどこか恐怖を感じさせるところ。
それでいて生命感に満ちあふれている。が、人間を拒絶している場所。

そんな場所で魚釣り。

これに尽きる。

久々にエニードープタロウと釣りをした。相変わらず釣りに対して堅実。
釣りに対しては....ね(笑)。ほんまええプラグを作る若者。
テスト中のサンプルプラグには、思わず「欲しい」と告白してしまった。

そして愛媛の名手とも久々。
ただただ、釣りうまいなあって、いつものように関心。
こやつのスタイルは完成されている。

それから、いつものマックスさん。
相変わらず阿呆。なぜかカタコト日本語で釣り続ける。

釣果は、堰のない清流とあって、それはそれは素晴らしい!
バスはもちろん、鱸やキチヌの乱れ食い。
The 日本の釣りって感じで、アドベンチャー感満載だった。
ちなみに自分だけ、なぜかキビレオンリー。
それはそれで、いとをかし。

夜は夜で、怪しくも立派に踏ん張っている地方独特の繁華街に繰り出し、酒。
あり得ないほど簡素な宿に泊まり2日間、釣り尽くし。

いまだ余韻に浸る。。

そして思う。
ニッポン、めっちゃクール。

また行きたい。また行こう。

ニッポンアドベンチャーは、まだまだ続く!!

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2016年05月25日

公転


何度も何度も繰返す。
絶対に、これは断言してもいい。
嘘なら切腹、いや、今後十年、藁草履で生活してもいい。
この2作品、日本で一番リピートしているのは自分だ。
白米の如く、喰い続けている。
そして、これからも。

The John Lurie National OrchestraのINVENTION OF ANIMALS

山本素石の釣りと風土。

時代も場所も違う場所から生まれたこの2つは、自分の軌道では全くブレる事なくシンクロする。
クロスフェーダーど真中で公転する。

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2016年05月20日

昭和ロマン


先日、永田一脩さんの本の写真を載せた。
この方は画家であるが、釣り好きが高じて、釣りの本を多く執筆し残している。
もう何年も前からなんですが、なんというか、この人が単なる他人と思えないのです。
我が家系のルーツは九州にあり、この方も九州出身。そして同じ姓。
そして釣り好き。さらに顔。見覚えある顔なんだよなあ、これが。
それだけですが、もう勝手に遠縁の関係じゃないかと結論づけている。

で、その晩、ウイスキーとあの本でいい気分になったんで写真に撮って載っけてみたわけですが、これがまさかの話に発展。発展とは的を得ていないが、この行為がきっかけである情報を得ることになってしまった。
自分にとってはネバーエンディングストーリーの新たな一章。

いつもこんな刺激の強い物語を齎してくれるのは、M師匠ほかならない。

どこぞの山に眠る徳川の埋蔵金より、自分はこれを探したい!!

日本ブラックバスの親、赤星鉄馬氏の膨大な釣りコレクションは、死後、なんとこの永田一脩に引き継がれたらしい。そして、一脩氏の死後、このコレクションは行方知れずだとか。。

もしこの永田一脩氏が自分と縁のある方なら、これほどロマンがあるストーリーはない。

そうか、三平峠だ。
そこに赤星の埋蔵釣具が眠ってるのか!!

おかげで俺は眠れん!!

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2016年05月19日

作るでもなく造るでもなく、創る

だいたいの場合、うちに郵便物を持ってくる男は心知れた元クラスメイト。学校行ってた頃の記憶がほとんど欠落してしまってる自分にも鮮明に記憶が残ってるクラスがある。その時の男。なんの因果か、ロットンでアウトドアグッズをお世話になってるA&Fの担当営業マンもそのクラス。
腐れ縁というものは存在する。

ただ、その男が配達にくる荷物は、ハズレが多い。

それに引き換え、たまにやって来るチャキチャキでお奇麗なお姉さんが持ってくる荷物はアタリがおおい。
今日はそのお姉さんが夕マズメにやってきたのだ。

送り主は、うぉぉぉぉぉ、愛知のあの方。
一気に興奮して箱をほぼぶち壊す勢いで開ける。
中から現れたものは、まさに妄想の結晶。
そう、あれは去年の終わり頃。サンプルらしきモノをいきなり見せられて、口がアングリ、涎が垂れ流れた逸品。ブラックバスの大好物バサー??、のスプーク??

ヘドンがなし得なかったことは、日本人が創る!
Jutting Joe!!!!

これは紛れもなく事件だ!

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2016年05月17日

ハンティング or アングリング

そうです。
Teeシャツを作ったんです。久々に。
HPができる前にTeeができたんです。HPは建築中ですがこそっと存在していて、若干のモノ好きの方には見つかってしまってたりするわけで。モノは既に色々あがってます。
ということで、つねに無防備。
そうそうTeeを作ったんです。
春に合わせて渾身のヤツを。

ストーリーは沢山あって、その欠片です。

一番の衝撃は、春真っ盛りにクワイエットファンクの久保田さんに紹介して頂いた猟師の若者。
そりゃ、もう衝撃の出会い。未知との遭遇。
そもそも伝統的な猟や漁にとっても関心をもつ自分。そんな自分がフロントラインの人に直に会うということは、そりゃ、もうヒーローに会うのとかわらない。
しかも、その彼は、自分の想像の城壁を遥かに飛び越していくアルティメットハンター。
犬を相棒にナイフでイノシシを仕留めるという原始スタイル。
罠や銃では獲ったと言うより獲れたという感じで“何か”が満たされないという。
それには共感。サーフェイスゲームにも通ずるもんがある。
話を聞いてるだけで鼓動が高ぶる。とにかく印象に残ってるのは、彼の目。
いっちゃってる(笑)
その日の収穫は、殺気の所存について。
釣りをしていて、釣れない理由に『殺気のですぎ』をあげることがある。あれは間違いだ。実は殺気が足りないのである。狩りにおいては逆なのだ。殺気を極限の極まで高めることができたら、獲物のすぐ側まで近づいても気づかれない。というか、同化侵食。つまり、支配。思いのままにコントロールできる。きっと生物の本能レヴェルの攻防。
覚醒ともいわれるやつ。

そんなこんながハンティングクラスヒーローのTeeシャツに繋がっていったわけです。

ハンティングがあるなら、アングリングもだろ、となったのは、やっぱりThe pond。Robert Murphyの「森と池の物語」という本の摺り込み。この物語の主人公であるBudd と Joey が大人になってルアーメーカーをはじめたという仮想ストーリーで、ルアーを作ってるのが日本が誇る最高峰Budd & Joey Companyであることは、言うまでもない。
この物語はハンティングと釣りによって成長していく少年達を描いたもの。自分の心はいつもここ、ThePondにある。よって、この2つの階級のヒーローを掲げるに至る。

ビンテージミリタリーの雰囲気とか、パンクっぽいとか、色々感想が耳に入ったけど、一番そうそうと思ったのは、昔の古着屋さんに額に入れて飾られてたレアなTシャツっぽいってのが一番嬉しかった。
まさに狙いは、その感じ、その薫り。もし、見つけたら、俺、21000円まで出してもいいヤツ。プリントも自分の好みと感性をとても理解してくれてる相棒によるもの。最初の洗濯から、色抜けしてしまった感。彼曰く、ヨレヨレになったら、もっといい感じになる、んだって。

思いのほか、anglingが人気。既にXLという大男用のみ。
hantingも各サイズ残り僅か。
ありがたや、感謝。

anglingに関してはリクエストもらってるけど、次、作るとなると色変える。多分。
huntingもそうなったら、色変える。
でも、言っておこう。
この今回の色が一番格好よい。それはまちがいない。

あくまで個人的には。

さて、釣りとは、ハンティングなのか?
もしくは、全く違うものなのか?

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2016年05月16日

アングル

アングル Angle  釣り

語源となっているのは印欧祖語の「ank-(=曲がった)」。英語の「ankle アンクル(かかと)」や「angle アングル(角度)」も同源で、もちろん釣りや釣り針を意味する「angle」も同じ。
とにかく角度ってもんはとても重要な匂いが横溢している。
なんにでも、ちょうどいい、心地よい、いい塩梅の角度ってもんが存在すると思う。
物理的にも抽象的にも。モノの見方や捉え方にも。
プロレスにおける隠語にもアングルというものがあるらしい。主に伏線やストーリ展開のことを指すらしい。ほとんどの方にはどうでもいいことやろうけど。とはいえ、このプロレスでの使い方って、サーフェイスゲームに通ずるもんあるよなあと、ちょっと納得して関心してしまう節もあったりして...。
日本人御用達のフェザーウェイトのオールアングルも”角度”と”釣り”を引っ掛けたダブルミーニングだと言われている。
とにかく角度は大事だということ、きっと。
立ち浮きペンシルベイトマニアの自分は、特にここに違いを感じまくってたりする。そしてリザーバーでの釣りでは、水面に突っ込む山の斜面の角度も気になったりする。そうなると太陽の角度とか木の生えてる角度とかもで、常に頭の中はパニック。
最近のハマりは、今更ながらPhilipsのUGLY ALBERT。
それとJim Strader'sのSchool Teacher。
特に”高校教師”は頭を下げての立ち浮きペンシル。こういうの他に知らない。そのアナーキーなトライが実に面白い。
日本製ならやっぱり2TONEのイッセンか。

角度を楽しむというアングリング。
これはルアー釣りのホルモン的な部分。

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2016年05月15日

さすらい

いやはや。
時間がない。タイムイズマネー。なので、金もない。
でも、くだらないアイデアは果てしなく湧いてくる。
なにびとも、必ず何かの天才だとおもう。
自分で言うのもなんだけど、自分は空想の天才。
そして遊びの天才。
生き方=遊び方と本気で思っている。
つまり人生とは....。

どんだけ笑えるか。

「僕らの自由を 僕らの青春を 大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう」と唄う奥田民生は素晴しい。

「文を重ねる」という名を授かった宿命。

この日記、結構、更新とどまってるけど、そろそろ重ねていきましょう。
書いてなんぼ、やと、おもう。そういう宿命。

何となくアクセス数見たら、毎日、数百人のアクセスが。。。。
いやはや、ほっとけない。ありがたいことです、いやはや。

諸君、釣りに行こう!

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『山釣り海釣り』山と渓谷社 山渓フォトシリーズ 1960

おじさんに続け!!

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2016年05月08日

それぞれの階級の英雄 Tee

ビートルズ解散後のジョンレノンの代表曲「イマジン」。
そのシングルEPのB面に収録された楽曲「Working Class Hero」。
いつしかジョンの代名詞のような言葉にもなったこのタイトル。
当時のジョンがWorking Class HeroとプリントされたTシャツを着ていたことも有名。
労働階級の英雄というとてもメッセージ性の強いこの曲。
個人的にイマジンよりもこっちが好き。

この言葉から受ける意味やイメージはそれこそイマジン。

そもそもANTI HEROで、英雄なんてもんには全く感心がない。
その反動があってか、そういう云々を振り子の原理で形にしてみたら、こういうデザインに仕上がった。
気分的には、このTシャツを着て、Thee Headcoatsを聞きながら、山道を突っ走って釣りに行きたい感じ。

Liberal Anglers の渾身。

「釣人階級の英雄」と「狩猟階級の英雄」

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絶賛発売中。
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2016年04月27日

このプラグ達の50年後

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これまでロットン釣具店の別注プロダクトとして各社の色んなルアーやカラーリングに携わった。
感覚としては開発ではなく単に自分達が欲しいものを作ってもらうというスタンス。
だからほとんど全てに思い入れがある。当然のこと。
このコズモも例に漏れず。
子供心に芽生えて今だ消えない冗談本気というツボが実にのいい形で納まった例。
幼少期、バスプラグをはじめて見た時に最初に感じた衝動が、まさにそれだった。
見た目は全くバカげている。
店の名をドカンと入れただけの所謂ノベルティー的なやつ。
でも強烈にバスを発狂させる装置が備わっている。
そんなギャップがいい。そんなプラグが大好き。
見た目優等生、使っても優等生。 は、飽きる。
長い付き合いができない。
スーパー優等生は、また別格やけど。

このコズモ、作り手の意図には多分反しているが自分の使い方はラトル音だけを意識したもの。
ルアーを動かすというより、ラトルをゴロゴロ動かすことに集中。
そうするとこのプラグは笑う。

そして、

ガボツ!!!!!!

とヤツが発狂する。

さて、このコズモ、50年後は一体、誰の手に??
ロットン釣具店もなければ、自分も友達も皆天国。
この渾身の冗談本気、理解して面白がってくれる奴らはいるのだろうか?

このプラグ達の50年後が気になる。
そう思わせるプラグが自分の好みである。
そういうプラグにこれからも携わっていきたい。
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2016年04月19日

故郷 九州

もうほんとに言葉にならない。
天変地異には、心の持ちどころが見あたらない。
とにかく遠い地の自分達には早くこの事態がおさまることを祈ることしかできない。
自分はあの地震の数十分前、GWに博多で行なわれるFishingSafariの件で、バリカンズ大阪のO君と話をしていた。そこで熊本のこれまたバリカンズ所属の職人の方の話をしたばかりだった。
しかも同じくその数分前は九州は福岡のペスカのシンタロウくんとメールとかしていて....。
そんなリアルタイムな事柄もあり、この災害が、なんというか..とても身近に感じていたりする。。
しかも、自分の家系のルーツは九州である。
一瞬、fishingsafari博多は中止ってことも頭をよぎった。
しかし、博多ハンズも他の参加者も、とても前向き。
ここで自粛となると、それはきっと九州に対してマイナス方向になるに違いない。東北の地震でそんなことは十分に思い知らされている。
今回も自粛という動きがチラホラとTVでみられる。
それはそれで、人のそれぞれの考え方だから、好きにすればいい。
ただ自粛派と実行派がお互いを批判しあう行動には吐き気がする。
問題はそこじゃないないだろと。そんなバカげたことはやめてくれ。

現時点では、博多のハンズでのFISHING SAFARIは開催の方向です。
行動をONにする以上、参加者共々何かしらの災害救援手段を検討中です。

自分はほんと釣りしかできない。釣りあっての自分。

釣りを通してじゃないと、何もできない。

九州でのFISHING SAFARIは、自分なりにできる精一杯の形にしたいとおもう。

我がルーツは九州にあり。
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2016年04月11日

Fishing Safari Vol.2 HAKATA TRIP

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福岡の皆様、よろしくお願いします。

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2016年03月10日

密林

気づけばロットン釣具店10周年。
早かったと言えば早かったが、その濃厚な日々を振り返れば、やはりとても長かった道程だったといえる。
オープンしたのはバスシーンがバブル崩壊で混沌とし底冷えしていた頃。追い打ちに外来生物法なんてもんが成立され現実的な影響が至るところに出始めたまさに氷河期まっただ中。次々に全国の個人バス釣具店が閉店していくご時世。
ある問屋には、頭ごなしに3ヶ月で潰れるとなめられて、同業者にもかなり厳しいよと心配されつつの決行。
しかし、いまだ健在。
ようするに、生きるも死ぬも、いかした釣り人達次第とそうおもう。
内側から色々言われようが、僕らは沢山の素晴しい釣り人に恵まれて今まで突っ走ってこれた。
何が一番大切なのかをとても学んだ。
釣具屋というもんが何たるかを皆に教えてもらった。そういう気がする。
心から感謝します。

この区切りで、改めてロットン釣具店とリベラルアングラーズのことを。
いまだ、ちょくちょく誤解されることがあるのでざっくり解説。
ロットン釣具店のメインの業務をこなすあの名物店主は、わたくしの実兄です。
じゃあ、俺はというと完全なる裏方で、イベントやデザインやオリジナルアイテムなどを企画したりする係。
この二人三脚で10年間歩んで来ています。
初期は、自分がロットンHPのDAY BY DAYとかも担当してたけど、やはり兄弟といえど一個人。趣味や感性の違いもあるんで、店のブログはやはり店主が書くべきという判断。で、リベラルアングラーズというスピンオフブログが枝分かれで登場したわけです。
そのブログがいつしか一人歩きしはじめて今にいたってます。
そして10年。
これを機にして、実は前々から言い続けてきたリベラルアングラーズのHPを現在製作中。
3月中にはオープンする予定です。たいしたものではないですが。。
これは完全に個人好みの方向性のもの。
何かにたとえるなら、ロットンがポピュラーなピストルズなら、こっちはP.I.Lみたいな路線。
ブランドでもあり、セレクトショップでもあり、何でもありのリベラルなプロダクト。
もちろん、ロットンの仕事もいままでどおり続行する予定。

そういうわけで、これからもロットン釣具店とリベラルアングラーズをよろしくお願いします。
どうか今後とも生かしてください(笑)

人類は森を開拓して文明を作り上げてきたけど、リベラルアングラーズのコンセプトは逆で開拓されたところに森林を作っていきたい。かつてのあの密林を復活させたい。
一応.....これ釣りの話です。
つまり未来の原始人を目指したいとおもてます。
一応....これも釣りの話です。

よろしく!
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2016年02月04日

弁当箱

最近、料理が楽しい。
食材を選び、キッチンでノリノリで適当に切って焼いて炒めて煮て。
味付けはスピーカーでジョンルーリーをたっぷりと。
食前酒もたっぷりと。気分はジェイミーオリバー。
できた時には、既に腹八分。脳がそういう信号を勝手に発信する。
視覚による刺激は、満腹中枢にいたずらする。
“切る”この行為が一番おもしろく、腹を満たす。

数年前から、ちょくちょく釣りにお弁当を作っていく。
キャンプはまだしも、釣りに行くと、メシを拵える時間がもったいないとか思ってしまうせっかちな性格なもんで。理想は、バックウォーターで、ボートをズズズと河原に引き揚げ上陸、前夜に仕込んでおいた食材を、その場で仕上げて、ディレクターズチェアーなんかに腰掛けて、「今日のバスはシャイだねえ」なんて、粋な会話をしながら食したい。
まあそのうちに。
とりあえず、今はまだボートで、キャストの合間を見計らって、ガツガツと腹を満たすことができるお弁当がベスト。
ただ、妥協はしない。
厳選した食材.それと器。
”一生モノ”といえるモノに執着する自分の弁当箱は、コイツしかあり得ない。
Le GRAND TETRAS。グランテトラの弁当箱。
フランスの弁当箱で、日の丸弁当を。
これに勝る釣飯が、他にあろうか。
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2016年02月02日

幸と不幸

御用達の駅前本屋が突然の閉店。
週替わり古本コーナーも兼ねていたこの本屋は、私生活における一つの愉しみだった。
それを突然失った。
「あると思うないつまでも」
閉店後の閉ざされたドアから、そんなメーセージを受け取った。
そう、この世の全ては生もの。限定品。
この事実についての感度が何故かすぐに鈍ってしまう人間。
なくなってから、云々言う哀れさ。
ホモサピエンスの武器、”理性”は、50/50で不幸を呼ぶ。
そんな日に果報。まさに目から鱗。
遂にアブディールの堀田君とスナサルの前田君が本を創刊する。
センスのよいあの二人のことだから、実に愉しみ。
誰かがやらないと、と、あちこちから声が漏れていた大仕事に遂に手を掛けた二人に感謝。一番いい流れは、このアクションに即発されて、いろんなところから紙媒体が続々と登場するというシナリオ。
自分の思いとしては、魚釣りは土着性の強い趣味。色とりどりの遊び。
郷土料理みたいなもの。同じターゲットを狙うルアーフィッシングでも、必ずそれがある。
私的興味かもしれないけど、そういうのが実に面白い。
別に本じゃなくてもいい。フリーペーパーみたいなもんでも、ミニコミ誌みたいなもんでも、壁新聞みたいなのでもいい。手書きだってかまわない。
行きつけの本屋を失った今、強く紙媒体への思いが燃え上がっている。
ネットは記録、紙媒体は記憶。
「MUNCH IT」 時代の密封に期待!!  

追記
日本のバス釣りは繁栄と退廃を数度繰り返して、今、四分五散になってしまってる。
今こそ、入門書ではないか。
未来にこの釣りを残すためにも、一度仕切り直しが必要。

いつまでも、あると思うな 日本のブラックバス釣り。


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2016年02月01日

パクリ

最近よくわかんない。
あらゆる分野、市場、業界には、同じようなデザインが満ちあふれている。
それらはどういうことなのか?それらを元の発案者のモノ以外パクリとして括っていいのか?
いや、違う気がする。
中国とかのキャラクター模倣などは頂けないが、たとえば特に道具として扱われるものに関していえば、パクリというものはあってないような気がする。
そもそも、いま道具として取り扱われているものは、長い歴史の上に成り立っているものが多い。
その歴史は、ほぼアレンジの繰り返し。バリエーション開発による発展。
いわば一つの大きな掌の上での業。長い目でみれば代々受け継がれる共同作業。
そこにパクリという言葉は適切なのだろうか?
だが、逆に目を細めれば、盗作的なものが溢れかえっているのも言うまでもない。
どうしたものか。
それらはやはり下衆のパクリなのだろうか?
いや待て、そもそもパクリとはなんだ?
オマージュ、 リスペクト、 インスパイア 、トリビュート、 アレンジ 、 焼き回し、 リメーク、応用、参考、借用........などなど、その模倣理由は様々だけに、その線引きは非常に厄介。
単に金儲けの偽造模倣行為っていうのは、どうか?そこには悪意があるが、これがエスカレートすればするほど、オリジナルの評価があがるという相乗効果が引き起こる。結果的にそれがムーブメントになる場合もある。
こうなると、そもそもパクリは全て否定すべきか?という壁が立ちはだかる。
パクリとは必要悪か?
個人的にはどうでもいい。
自分の目で見極めればいいのだから。
釣り道具の世界にもそういう論議がないわけでもない。
何故か、古い海外ものの応用には前向きで寛容だが、国内から発信されたアレンジの応用にはすぐに否定的な声があがる。
これは尊重からくるとても健全な気持ちで間違いではない。
ただ、個人的には、そういう部分にあまり興味はわかない。
誰が最初にやったとか、つくったとか....。
やはり、すべては代々受け継がれる共同作業で、尊重すべきアイデアはもちろん存在するが、それ以降の応用に否定的な視線をむけるのは、どうかなって。
まあ、開発者が愚痴るのはわかるけど。
でも、インスタントラーメンの生みの親、安藤百福のように「日清食品が特許を独占して、野中の一本杉として発展はできるが、それでは森として大きな産業は育たない」と、他のメーカーに製法特許を公開したように寛大に構えてくれるのが、自分達、根っからの釣り人にとってはありがたい。
なぜなら、パクリが溢れかえるとき、それは歴史が確実に一歩進む瞬間だから。

日本人は、昔からアレンジが巧みな民族だ。
今現在、ブラックバスのサーフェイスプラグに関して言えば、絶対に日本人が世界最前線に立っている。
大きな森はここにある。

今こそ100年以上続く、サーフェイスプラグの成果を全てのパクリと呑み込んで、森をさらなるジャングルにすべき。

すべては、もっともっとブラックバスにパクリと喰わすために!!

爆笑。
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2016年01月30日

想う

1月4日、シンゴちゃんと初釣り。
前日に急遽決まった釣行。
こういう突発的な釣りが好きだったりする。早々から計画すると性格上、肩に力が入りすぎて前夜には8割方イメージを喰い潰されてしまう。人の夢を喰って生きるのはバクではなくてバスだ。
そんな訳で、軽い気分で水面へ。
たまたま予定が被った顔見知りのナイスガイ達とも現場で合流。
彼らはカヌーでパドリングによる釣り。のんびりムードが遠くからでも見てとれる。笑い声はホント山に響く。
自分達といったら狙ったワンドだけ集中して、後はおしゃべりに没頭し、早々と帰路につく。
シンゴちゃんは実に魅力的な釣人。始終、姿勢は緩いが、プラッギングは真剣。このメリハリが見ていて心地いい。
最近、自分の周りではスローなスタイルで釣りをする人が増えた。全国的にはよくわからないけど、自分の視野にいる人達は、大体、速度を落としてきている。心臓破りのトップウォーターバス釣りは、緩ければ緩いほど、その瞬間、訳の解らぬものに襲われる。
スローな釣り。個人的には、とても頼もしい。
釣りなんてもんは、自己満足でいい。やりたいようにやればいい。
オールドタックルもいい、シリースタイルもいい、ストイックな釣りもいい。
やんちゃな釣りでも、くそ真面目な釣りでもいい。
でもって、スローな釣りもいい。
他人の釣りにあーだこーだいう釣り人もいるけど、それもその人の釣りを正統化する為の大切なプロセス。
全て釣り。自由でこそ釣り。釣りは自由であるべき。
色々あってこそ、水面が彩られる。

バスは夢を喰いものにする。
バクは存在しないが、ありがたいことにバスは存在する。

よって、僕らは夢精しなくてすむ。
時間が許す限り、水面に浮こう。

諸君、釣りに行こう。。
サーフェイスゲームは夢の総動員。
酔っぱらって、そう想う。

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2016年01月28日

オカマ引き

釣りの世界にも古くから、「秘技」と呼ばれる技法が多々ある。
500円札を握りしめていた子供の頃はそんな秘技という言葉を雑誌で見かけるや、ドキドキと釣り心がふるえたもの。釣りへの夢がどんどんと膨らみまだ見ぬ未知の世界に引き込まれていったもの。さて、この時代はどうか?秘技という言葉ははっきりいって古くさく使われることは少ない。同様意味合いの技法を紹介するのによく使われてるのは、「シークレットテクニック」や「裏技]ってやつだが、.....これがどうも苦手だ。なんというか軽薄な響きで全く謎めいたものが感じられない。血が騒がない。胸が踊らない。
やっぱり「秘技」。これにかぎる。
ここ数年で出会った秘技といえば、やはりオカマ引きというやつがそれにあたるだろう。今、自分が最も習得したい秘技の一つでもある。これは自分の仲間内では、いまやとても有名な秘技で、これを習得し極めているのは、マサヤス君ただ一人。
5年ほど前か、真夏のリザーバーのバックウォーター。釣り人もバスもすっかりオフに切り替わった時合に、彼のオカマ引きに次々にビッグバスが躍り出たのには本当に驚愕した。その威力を目の当たりにして以来、真似てみるが全く釣果に繋がらない。仲間達もこんな場面に幾度となく出くわし、もはや、オカマ引きは、不動の秘技として認められている。
オカマ引きとは、一体なんなんだろうか?
プラッギングでは、一般的にプラグにビルドインされたアクションを巧みに引き出して使いこなすことが求められる。
が、オカマ引きはそういうのも踏まえた上で、さらにもっと深く突っ込んだイメージを表現している。
サーフェイスプラグには特定の魚種を模倣したものが非常に少ない。それを表現するには、カラーリングによるアピールが限度となる。その先は、想像力によるプラッギングで実績を積んでいくしかない。以前から僕らは、ベイトのオスの動きとメスの動きを追求して使い分けていくことを模索中。とにかく妄想を試していく他ない。
自分的には季節に寄るが圧倒的にオスをイメージしたアクションが有利だとおもう。
が、この持論を打ち崩してきたのが、オカマ引きなのだ。
バスは、オスでもなくメスでもなく、オカマを好むというのがマサヤス説なのだ。

こう文章で書くと本当よくわからない。
すべては現場でしか説明がつかない。

マサヤス君は、言う。
「オカマの世界は深いですよ」

オカマ引きを本気で真似たが全く効果が出ない自分は、数年前、酔っぱらったマサヤスから少しでも核心を引き出そうと、こんな質問をした。
「お前のいうオカマ引きのオカマって、芸能人でいうたら誰なん?」
彼は目を輝かせ真剣な顔で自信満々で即答した。

「美輪明宏です」

深すぎる...。

これを聞いた瞬間、自分のオカマ引きは全くおかど違いだとわかった。
自分のイメージは、なよなよ系のニューハーフだった。

平成サーフェイスゲーム伝家の秘技「オカマ引き」。
そのヒントは美輪明宏だった.....

はっきりいって!
どうでもええわ!!

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2016年01月26日

一杯のコーヒー

行き道、3時間強。
帰りは、記録的寒波のおかげで運休運休の非常事態。辛うじて走った140分遅れの列車に飛び乗り家まで5時間強。
至福のコーヒータイムの為に、焼きもんマグを求めて北陸へ。

焼き物は全て一点もの。全て表情が違う。手にして五感で納得して選ぶべし。通販御免。
この作り手の心意気がいい。

一杯のコーヒーがさらに美味くなる。

往復10時間かけて釣る四国のあの水面のブラックバスに匹敵する魅力。

長い距離は後味の余韻に比例する。

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posted by ns at 22:03| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年01月25日

山鯨の効力

去年の末だったか、QFのK氏から猟師を紹介してあげるとの連絡が入った。
高知の若い猟師で、とても自然に対して造詣の深い面白い人物とのこと。
こりゃ愉しみだ。
この果報で、眠りかけていた熱が再燃しはじめた。
そう、自分は猪肉が好物。野生的覚醒を引き起こすのに、釣り以外この獣の肉を食すという方法しか知らないのである。野生が薄れてきた昨今の我が体が肉が血が喜んでるのが血液の流れの速さと熱で感じられる。
この流れ、何か来る。と、そう感じた年の暮れだった。
長年、生きてると自分の人生のストリームが読めてくるもので、久々に向こうからも果報がやって来るのでは、と予感。察知。直感。
果報とは待つべきで、決してこちらから出向いては行けないもの。
とにかく、研ぐのみ。研ぎすますのみ。
いやはや的中。
年明けに、山奥に住む友人から果報。
簡単にいえば、猪肉いる? だ。
ありがたいことに大量の猪肉入手。
そういう訳で、ここ最近、猪肉三昧。
体がドクドク喜んでいる。
ナイフで大きな獣の肉片を今日食べる分だけ切り分ける。
ここから儀式ははじまる。すでに快楽。
自然界の絶対的法則、”弱肉強食”に首を突っ込んでる気分。
奥歯で噛み締める味は、生気そのもの。
今、記録的寒気がきている。らしい。
だが、山鯨によって生かされている最近の自分には全くもって平気。
全然余裕。屁でもない。
生身の人間は実に弱い動物だ。
だが強肉弱食を繰返すことによって人はただならない動物になりえる。
そういうことを最近、実感している。

ケモノは、美しい。
サカナ、然り。

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posted by ns at 23:21| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年01月13日

クラシックス

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プラグの別カラーあつらえってもんは、レギュラーものとは別のアプローチで手にした人の釣りの幅を広げるものでないといけない。とそう思う。
それを使うことに特殊な愉しみや期待を与えたり、毒気のある躍起を引き起こさせ、狂気夢中にさせたりと、そんな奥行を付加させなければ意味がない。
特に自分は妄想部分をかき立ててくれるものが大好きで重要視する。
あらゆる方向からブラックバスを刺激する要素を模索。第一に考える。
だがそれは決して主流的な法則に従ったものではない。最新のメソッドやテクニックのような緻密でスマートなタクティクスには全く興味が湧かない。自分的には科学的な考えより、迷信めいた考えの方がバスに近づけるような気がしている。だから、無骨で野蛮で挑戦的で実験的なものを好む。
つまりはワイルド。
そして歴史。を、重んじる。
それでいて媚びはしない。

チャグアイクのこの目玉は一体なんなのか?と、去年からずっと気になっていた。
特に謎なのが、ここまで目をアピールしたカラーをメインに添えておきながら、他のカラー(パーチやフロッグなど)に目を向けるとなんとノーアイなのである。
これは確実に意図されたもの。なにかの確信をもっていないとこんなことはしないはず。
何かを掴んで、たくらんでいたのは絶対。
単なる装飾ではなく機能としての幅を大きく効かせている。
このカラーにはどこか罠漁を彷彿させる生々しさを感ずてしまう。
ここ日本で、現在、このレイジー目玉の答えを即答できる人はいないとおもう。
それならば、。試してやろうということだ。
これがこのクジラフェの別あつらえを作ることになっきっかけ。
もし何か掴めたら、さらに発展させてさらなる罠を作れるかもという野望だ。
ただただ貪欲。もっともっとバスを釣りたいだけ。
このカラーパターンありきの上で、アクションやフォルムをイメージしてみたら直結でクジラフェだった。
はっきり言うと、津波ルアーズで自分が一番好きなプラグはダントツでクジラフェだ。
芸達者なくせに、おとなしい。そこが大好きだ。
派手な目に、静かなプラグ。
この組み合わせは、我ながら的確と自負する。

クジラフェ イン レイジーアイク

まさしくこれは自分が求めるハンティングプラグ。
野性的に、狡猾に。かつ、静穏にバスを狙う方におすすめいたします。

こちらで絶賛同好者受付中。


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posted by ns at 22:32| 日記 | 更新情報をチェックする