2017年09月16日

写術

バスプラグはリアルな方が釣れるなんて考えは、そもそも間違いでナンセンス。
そんな単純な答えなら、現在この世に存在する数々のスタンダードカラーのほとんどが出鱈目ということなってしまう。
いうなればアメリカバスプラグの長い歴史を否定することにもなる。
決してそうではなく、小魚のイミテーションから脱却したところに本質を見いだし進化してきたのがバスプラグだ。
カラーリングしかりフォルムしかりアクションしかり。
とはいうものの、すべてを異物にしてしまうとそれは釣具として全く味気のないものになってしまうのは確か。
裏付けとしてなんらかの形で「魚」または「生き物」を感じさせる部分が絶対不可欠で、その表現の具合がそのバスプラグ特有の個性と絶妙さを決定づけている。
特にトップウォータープラッガーはそんな矛盾やアンバランス具合を愉しむ感覚、趣向が強いと思う。

そこでだ。ナチュラルプリントカラーだ。70年代からバスプラグに続々登場したあのリアルプリントカラー。
なんなんだあれは?当時の最先端?
あれで本気でリアルを目指したのか?真面目にバスをだまそうと考えたのか?
その感覚がとてもオモシロい。
リアルと言っても手書きによる描写の転写。冷静に見ればそれは図鑑的で全然自然寄りではない。
しかしそれをリアルと麻痺させてしまう魔法の魅力。これこそバスプラグならではだ。
そしてプリントものといえば忘れてはいけないものがもう一つ。
絵より大雑把で単純で安易な発想、それは”フォトプリント”だ。
サルモ社など欧州のメーカーによく見かける気がするが、これはほんとバカげている。
こんな子供ダマシを真面目にやってしまうところが、とっても素敵。

日本にもそんないい意味でのプリミティブなフォトプリントものがなかったかとよくよく考えてみると.....あった。
そういえば津波ルアーズがプラスチックのビートジャックにバスの写真を貼付けたものがあった。
で、事務所に行ってストックはないかと聞いてみるとバックヤードから少量だが出てきた。おもわず笑み。
そんな訳でこの真面目か、おふざけか、真相はわからないが確信犯的なフォトプリントビートジャックを、アルパカレコメンプラグにイン。

こんな脇道視点で名品珍品を収集していきたい。

奇しくも正規リリースは2011年9月16日、アプパカリリースは2017年9月16日。
6年遅れのニューリリース。

アクションではなく写真でバスを釣る。冗談もほどほどに。

アルパカどうぐ店

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posted by ns at 09:42| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月13日

あらぐい

台風前後は、よく釣れるという。
満月の大潮は、よく釣れるという。
極度な大減水は入れ食いになるという。
釣りには様々な説がある。
どれもこれも実証はされているけど、ダメな時はやはりだめなもの。
それが釣り。
そんな数ある説の中で今年の春、一つだけ目の当たりにしたものがあった。
それは大減水。ここでいう減水は単なる減水ではなく、もはや大きな水たまり状態まで水位が落ちて、水質も泥水のような危機状態。こんなん釣りにならん、それより魚大丈夫か?って心配してしまうほどの状況。
昔、某ダムが数百メートルの水たまりにまで水位が落ちた時、トップで大爆釣した話をきいた。きっとパニックまたは生命維持の本能的補食のようなもの。今回もその時と同じようなことが起きたのだと思う。
まるでTVでみる70年代のオイルショックでスーパーに民衆が押掛けるさま。
野池だったが池の水は10%以下。黒っぽい泥水。ほぼ浅瀬。
その状況を見たとき、これはダメだとおもったが水面を見てるとボイルの嵐。
1キャスト1バイトの勢い。荒食いとは、まさにあのこと。


さて秋。荒食いの季節。

持論では「秋の荒食い」とは元来、海釣りの言葉なので、それを淡水釣りにあてるのはちょっと無理があるんではないかとおもっている。。
バスの荒食いは早春と初夏が鉄板。

でも、一度は伝説の秋の荒食いを体験したいものです。
posted by ns at 22:36| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月10日

アバニコにて

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【Aquanium−A4の世界に住むさかなたち−】
会期:2017年09月10日(日)〜09月24日(日)
時間:12:00から23:00(ラストオーダーは22:30まで)
会場:COFFE& HOT MENU アバニコ
   大阪市中央区西心斎橋2-10-27 森ビル1階
   TEL:0662121610
   
作家在廊日:10日、16日、17日、18日、24日(予定)

※カフェでの展示となりますので、閲覧のみのご来店はご遠慮ください。

posted by ns at 20:50| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月07日

水面疑似餌探検家

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オモシロい!

大好きな本に「列伝 日本の釣り師」というものがある。
言わずと知れた日本釣り文化の生き字引、金森直治氏による昭和55年の作品。
ただただ釣り好きだった自分が、”釣り人”に興味をもつきっかけになった一冊。
釣り人にとって魚という生き物はほんと興味深くて愛らしくて魅力的だが、十数年前にこの本を手にしたことから、釣魚と同等に自分は釣り人という生き物が大好きになったわけで。

このDVDは、まさに現在の日本の釣り師列伝の一つだとおもう。

釣り人にも色々なタイプがいる。コロナはとことん快楽主義。
純粋に心からバスフィッシングを楽しむ姿にとても解放感を感じる。
オマケに自分と同じく生粋の音楽好き。でもってミュージシャン。
全国的に有名でもなく、釣り業界の人間でもないそんな彼の動向をマキエTVが追いかけたドキュメント。
一部には皮肉に聞こえるかもしれないが、ビジネスベースにとらわれない音楽と釣りは、ほんとに清々しい。気持ちがいい。愉しい。オモシロい。
今回のVO.3は、約2年間の追っかけ記録。九州やホームの紀伊半島などなど。
ギターと釣竿担いでのさすらい。
ライブも大手メーカーの野外イベントから、西成の立ち飲み屋までざっくばらん。
もちろんロットンとイレクターズのOUTINGの映像もおさまってます。
そうそう、津波ルアーズの元木さんも加わるKORONA MUZIK with ANTS MOTOKIの貴重映像もあり。
ティートの20周年を祝うお茶会の映像もあり......。
東君にマモルにシンゴにサコウ君に和歌山の雄”緑の力”達もばっちり(笑)。
ベーダー、マックス、神戸の伊藤君、あなたもです(笑)
ひょっとしたら、皆さんも出てるかも!!!
これはまさに現在のサーフェイスゲームシーンの一片を押さえた貴重な記録です。

でもって、一人の純粋な釣り人の記録。

釣り人って、ほんとおもしろい....

と、おもう。

posted by ns at 22:07| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月05日

愛する日本の釣り

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釣り人の 情欲笑う 夏のバス
残暑求めて 瀬をまだ越える


posted by ns at 00:34| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年08月31日

真実

自分の場合、気になったルアーはとりあえず片っ端から手に入れて投げる。
つまり No Bondage Style。
ありとあらゆるモノを使う。それが35年以上続けてるフィッシングスタイル。
それがこのご時世、時折、使うルアーによって反則とかセコいとやら言われる。
気にはしないが、ひとこと言わせてもらうと釣れない時は何を使おうが釣れない。その経験を何度も積み重ねるとルアーフィッシングというものには、反則もセコいも存在しないということがわかる。
魚釣りはそんな甘くはないのだ。
リアルなルアーほど有効?
小さいルアーほど釣れる?
それははっきりとNOだ。
我々より長い歴史を誇るアメリカのバスプラグの積み重ねた歴史的研究結果をみれば一目瞭然。
個人的見解をいえばシルバーフリッターをまぶした11センチ前後のWスイッシャーのただ巻きが一番釣れる。言ってしまえばそれこそ反則でセコい(爆笑)
と、まあ遊びの趣味の世界は、そんな色んな考え方と答えがあるから面白いのだ。
しかし、まあ、やっぱり釣りたいルアーで釣るのが一番の快感だとおもう。
それが粋だとおもう。

それにしても昨今の七色ダムでレコードのルアーが爆釣している事実は理解できない(笑)
クリアウォーターで目が利くブラックバス達はアレを何と判断しているのだろう?

実に面白い。
だからこそルアーフィッシングは面白いといえる。
だからこそサーフェイスゲームはやめれないのだ。

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posted by ns at 23:04| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

ルーツ

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しぶとくまた一つ歳をとった。
まだ涙もろくはならないが、何事にも感慨深くなってきたのは確か。
「実感」というものが鮮明に感じられるようになったというか...。
昨日、小学生の頃に暮らしていた団地に約30年ぶりぐらいに足を踏み入れた。
そこはまるで変わってないようで、変わり果てていた。
団地群に添って流れていた水路。当時は川と呼んでいた。夏はほぼ毎日、網を片手に鮒やカニ、亀にザリガニを捕まえに行った。今はもう流れもなく、ほとんど干上がって微かに水溜まりがところどころにあるだけで魚が住める場所ではなくなっていた。
あの全力で走り回っていた公園も....こんな小さかったとのかと驚く。
この団地に子供が減ったのか、ひと気もなく雑草が生い茂る。あの頃は常に誰かが遊んでいて、毎日、陣地の取り合いに苦労したものだった。今なら容易に独り占めできる。その現実がとても切ない気持ちにさせられる。
無意識か、それとも求めてか、おもむろに立った場所からカメラを覗く。
この写真。この風景。この方向。
ちょっと泣きかけた。
夕方、ひと気がなくなると小学生4年生の僕はこの場所から象やキリンをめがけてロッドを振っていた。
そう、キャスト練習。ダイワファントムZEROが自慢のリール。
今なら余裕で飛び越えるだろうが、この距離が当時の目標。この目の前の何でもない公園に心がしみじみ。
あの頃の活き活きとした風景は、すっかり老朽化で廃れはてて色褪せたが、なんというか特別な場所であるのはまちがいない。
生後7ヶ月から数年、この場で遊びを学んだのだ。
この場所は自分と同じ月日をすごしてきた。
久々に自分が歳をとったことを実感させられた。

これはまさに自分のパワースポットといっても過言ではない。
posted by ns at 22:16| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

Happy Birthday To Me

posted by ns at 21:51| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年08月22日

一年一投 de 一念一倒

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とあるリザーバー。
大増水したときのみ、渓流区に遡上できる。
そしてこの滝を拝むことができる。
水深は5mほどあろうが、底までしっかり見える透明度。
ニゴイにウグイにオイカワに、たまにアマゴなんかがボートの下をくぐっていく。
そんなとこにもしっかりバスは居る。

この滝の落ち込みで強烈なバイトを期待して、今年もキャストしてみるが当然なにもなし。
絶対諦めない。また来年。

posted by ns at 22:56| 日記 | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

8月21日

今日8月21日は、なにかと心に引っ掛かる日付。

釣りの相棒であり唯一の弟子だった友人が逝ったのもこの日。
完全に遺伝子を受け継いだであろうバスクレージーの息子ユロ(今日で11歳)が生まれたのもこの日。
同じくこの日に津波ルアーズの前の工房が火事で全焼したのもしっかり脳裏に焼き付いている。これは今だからすんなり書けることなのだが、この火事の時、ちょうど制作していたのがロットン別注のTobaccoだったらしい。しかも津波風SMBH......。このカラー...想像してほしい。ヘッドの部分がブルーの波柄で後方に赤の炎のようなデザインが施されている.....。まさに炎に水をぶっかけてるようなデザイン。なんの因果か、いたずらか。
で、まさに工房が燃え盛っている最中、我が息子がこの世に生まれた。
もちろん残念なことに、Tobaccoの津波風SMBHは灰となった。
津波ルアーズにとっても、ターニングポイントになった日だと思う。

いつからか毎年この日はおとなしく過ごす。
なんだか胸騒ぎがする。

でも何かをはじめるなら、絶対この日がいいともおもっている。

今年は何もしないが、フッとあることを思いついた。
来年のこの日、津波ルアーズのTobaccoのあのSMBHを当時バイトだったクローラー井上が塗って完全復刻版をリリースする。あの後、このモデルは外注塗装でリリースしたがウレタン塗装仕上げで、正直言うと全く納得できないモノだった。リアルにあのとき灰になったものを再現したい。そしてそれを息子にプレゼントする。さらに亡くなった友人のお墓にも捧げたい。
これは単なる自己のエゴともいえるが、なんだかそれで、少しは落ち着くような気がする。
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ちょうど一週間前のこの夜、心から大好きな人生の先輩と西成で酒を交わした。
先輩は弱っていた。闘病中のオヤジがはじめて弱音を吐いたと嘆いていた。
そして今日、その先輩のオヤジが逝ったことを知った。
ほんまええ先輩です。オヤジさん、命のリレーは完璧。金メダルです。
見事な人生やとおもいます。
ご冥福をお祈りします。
posted by ns at 21:33| 日記 | 更新情報をチェックする