
箱根の湖畔にそびえ立っていた灯籠。
大正十年と刻まれている。
ブラックバスがやってくる四年前に建てられたということ。
実に百四年前ということ。
戦争や開拓もあったりで、きっとずっとこの場所にあったということはないと思うが、箱根神社絡みのものなのでこの地で芦ノ湖を永きに見守ってきたことには間違いはない。
こういうものにいちいち震える。
歴史になんて全く興味がなかった。
未来と今だけにしか興味があった。
しかし歳を重ねれば重ねるほど、これが不思議なもので”過去”や”歴史”が気になってしょうがない。結局、全てが繋がっていて、未来なんてもんは過去を知らずして成り立たないと知る。
”今”が、すべてではなかった。
ええ歳になって、まさかの民謡と神社参りに夢中になっているが、
すべてブラックバスを追いかける最中に嵌った沼。。
知れば知るほどとんでもない魚。。
なんというか.....信仰心が芽生えてきた。
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